2017 北海道 鱒釣行 番外編

日本古来の釣法、テンカラ、ミャク釣り、シンプルかつミニマム、そしてとても奥深い釣りだと思います。パタゴニアも数年前からテンカラ竿を開発しておりSimple fly fishingの本によると、世界中でテンカラに近い釣法はイタリアとスペインのごく一部に古来から存在しており、その中でも日本のテンカラはとても理にかなってる釣法だとか。これからフライフィッシングを始める人にも、フライフィッシング歴が長い人にも、ぜひ知ってほしい釣り方だそうです。South2West8かなめさんやネペンテス代表清水さんが提案するテンカラ釣りも、いわゆる王道’逆さ毛針’だけではなく、ドライやニンフなど、状況で使い分け、レベルラインだけじゃなく、フライラインも使う、そんな’ハイブリッド’で新しいテンカラ釣りにとても惹かれてます。

まずは基本からと思い、揃えた3本

真ん中の金剛、これは全く知識がなく、勢いで買ってしまった竿、ですが、間違いなかったと、良いものにいきなり出会えた、そんな1振です。結構、いろいろ釣具屋をみたり、ネットでリサーチした結果、サクラ釣具の和竿が最高、別誂であるマットグリーンの金剛が使う楽しみ、所有する楽しみ、両方満たしてくれます。もちろん、2万円代が主流のテンカラ竿ですが、ここまでコンパクトになる物はないし、いかにも和竿っぽいデザインやカラーでイマイチ。。お世辞抜きで’ファッション好きが使うべき、センスのある、本物のテンカラ竿’ だと思います。北海道の師匠が釣り上げてる50オーバーの虹鱒でも余裕のスペック、もともとオーバースペックな物に弱いです、、。左の水郷、新しく12継コンパクト(約50cm)になったニューモデルが出て即決、マットブラックでまるで日本刀のような趣、ミャク釣りが楽しくなる。右のパタゴニア、子供たちにと買ったのですが、正直、自分もちょっと使ってみたい。。

シンプルな釣りとはいえ、覚えるべき結び方もいろいろあり、いろんな本も読みました、you tubeもみまくりました、が、結局、釣具屋でもらえる、がまかつの袋とS2W8のフリーペーパーにのってる結び方がわかりやすくて、使う頻度が高い。タダほど高いものはない?!?写メとって’結び’ファイルに保管し、釣り場で迷ったらすぐ拡大して確認、何回か繰り返すと、自分に合う結び方が絞られてきて、覚えます。

 

初日、途中で雨降ってきたので、早めに切り上げ、つれてってもらったのがこちら

秀岳荘。 北海道ローカルのアウトドアショップ。旭川にも支店あり。フィールドがすぐ近くにある、リアルな品揃えがカッコいい。特に地下の自転車コーナー、Surlyのファットバイクがほぼフルラインナップ!自分にとって、ファットバイクとの出会いは2005年Surly Pugsleyが初めてだったので、ファットバイクといえばSurly pugsley、2014年モデル pugsley ops、カーキグリーンで統一されたフレームやリム、見た目も美しい、機能もバツグン、mサイズフレームでサイズもバッチリ、なんと、セール価格。。。みんなにきずかれないよう、真剣に悩みました。もう、置くとこないので、あきらめました。

調べたところ、秀岳荘、本店は北海道大学の近く、アメリカ西海岸もそうですが、大学の近くにいいアウトドアショップがある、東京も神田に集中、学生の多い街、やっぱり若いうちにアウトドアに触れるべきなんですね。

他にもフライフィッシング専門店 テムズなど、札幌で行きたい、行くべき店が増えてきました。やっぱ通わないと、わかりませんね。自分の好きなテイストは自分自身が一番よく分かってるし。

そして楽しみなAfter Fishing !

テンカラ先生は居酒屋先生でもあります。素晴らしい居酒屋を教えてくれます。

コの字型カウンターに小上がり席、店内の造作が素晴らしい。もうこのインテリアだけで良い店と、入った瞬間、予感。

そして料理、接客、で確信。

アスパラに行者にんにく、北海道旬の食材、眼で見て楽しく、食べて納得。そんなにグルメじゃないので、お店の雰囲気や誰と飲むかで、左右されるタイプ。釣りの話をしながら、師匠たちと飲む酒は最高なのです。日本人でよかった。

After 居酒屋はシメのチャーハンがS2W8 style.

信玄。 信州味噌を使った味噌ラーメンが絶品!

チャーハンもパラパラで最高!

夜、いい時間 なのでハーフにしましたが、フルでもいける旨さ。

釣りも食も’そこに行かないと’ 釣れないし食べれない。まずは健康で、ある程度稼ぎもあって、遊びにいく時間も作れて、家族の理解も得れて、20代から30代にかけて、一生懸命努力したし、もちろん今でも努力してるし、家族にも出会えたし、子育ても、2人とも小学校に入りひと段落したし、楽しみながら仕事できるのは40代からですね。釣りにキャンプ、自転車、など、自分なりのスタイルを作って行くのがこれから楽しみです。