2017 May. Rose bowl. ローズボール 今と昔

2017. 5月、久々に行ってきました、ローズボール フリーマーケット

1993年から2000年ぐらいまでは、ほぼ毎月のように行ってたローズボール、特に95年前後はまさに’戦場’でした。日本でのビンテージ古着ブーム、インターネットやスマホもない時代、自分自身の足と目で勝負、情報も少なかったし、物を見て買う、仕入れるのが当たり前の時代、ローズボールがまさにトレードの場でした。

しかし、90年代は凄かった。朝4時ぐらいからゲートオープンの5時半まで、100人ぐらいの日本人バイヤーが並び、オープンと同時に走って橋向こうのホワイトセクションへ、目当てのブースでヘッドライト照らし、まだ設営前の車の中や箱の中を漁り、HowMuch?の嵐、デニム、スエット(Vつき)、スニーカーはもう取り合い状態、、日本人同士、小競り合いの喧嘩は何度も見ました。

20代前半で、300万ぐらいの資金で、店が持て、雑居ビルだろうが地下だろうが、立地は悪くても、品揃えがよければ、雑誌に載ったりすれば、お客様はきて、儲かってた時代。アメリカン・ドリームがビンテージ古着にあった時代、良くも悪くも、夢がありました。

でも、需要と供給のバランスがおかしかった。。。もう今は作られてない物を、大勢の人が押しかけて探す、、これを売ろう!これが売りたい!というより、これが売れるから、という、まあ商売としては正しいのですが、そこにクリエイティブは感じなかったです、少なくとも自分は。。

大きな流れの中にいると、どうしてもはみ出したくなってきて、今売れてるビンテージ古着を追い続けるより、これから売れる何かを作りたくなり、やっぱMade in USAの服が好き、それを原動力に色々工場さんを訪ねる、物作りの旅が始まります。アメリカの工場は’ミニマム(生産最低ロット)’がハンパなく多い、、大量生産の良さ、多く作る方が安くなる、まさに軍物やワークウェア、ユニフォーム、すごく好きなのですが、資金と販売経路がなかった。。。ミニマムという壁にぶちあたったからこそ、ハンドクラフトの、1点もの良さに気づいたのです。

話はそれましたが、昔のローズボールと今のローズボール、インターネット、特にeBayの出現で変わりましたね。本来のフリーマーケットの良さが戻ってきた感じがします。レアなものやコレクターむけのものはネットで探せばいいし、目で見て楽しむ、歩いて楽しむ、話して楽しむ、自分だけのお気に入りを見つける、売り手も買い手も、両方楽しめる、テクノロジーが進化したおかげで、マーケットの住み分けができたような。

ディスプレイが素敵なブースは覗きたくなります。今までの先入観や知識はひとまず封印。今を感じます。

ここなんか、屋根自作。店主個性的すぎ。ややウンチクうるさい。leave me alone..

いいの見つけちゃった。まあ、実際のキャンプではヘリノックスにはかなわないけど、木にキャンバスってやっぱ好き。 先入観や過去の経験を封印すると、新しい物が見えてきます。まずは足で歩いて、目で見て、人と話す事ですね。Stash your cell phone be here now. ファーレンゲッティさんの言葉が身に沁みます。