EL TENKARA DE OAXACA オアハカでテンカラ その1

`釣り`は世界共通語、太古の昔から人類は貴重なタンパク源として、魚を食してきた。スポーツフィッシングとして、趣味性の高い釣り、フライフィッシングがイギリスで誕生し、アメリカに渡り成熟し、世界中に広まった。

ならば、お隣の国、メキシコにもフライフィッシングがあるはずだと、調べだしたら、どんどん深みにはまってしまった。。(笑)まぁ、ほとんどソルト(海)が主流ですが、少しですがありました!鱒釣り情報。

軽い気持ちで調べだしたら、あれよあれよと、興味が湧き、日本語の資料、サイトではまず情報がなかったので、Yahooメキシコから色々調べた。ナショナルジオグラフィックの記事も参考にした。北米原産のレインボートラウト、メキシコ北部、チワワ州には標高の高い河川や湖に独自の進化を遂げた種類が生息してるとか、そんなマニアックなところは置いといて、オアハカに絞って調べたところ、なんと、オアハカ州北部`SIERRA NORTE`と呼ばれる山岳地帯、標高2500M〜ぐらいの地域では鱒の養殖が盛んで、野生のトラウト、レインボーやブラウン、も生息してるらしい!それは今まで知らなかった!2002年から年に4〜5回通ってるオアハカ、SIERRA NORTEには足を踏み入れたことがなかった!

フォークアートの聖地、オアハカ、日々の人々の暮らしから生まれる、そんなプリミティブな暮らしの根底にあるのが自然からの恵み。豊かな自然があるSIERRA NORTEを知らないのは非常にマズイぞ。。フォークアートを語れないぞ。

あります。あちこちにTRUCHAS DEL BOSQUE 、森林の鱒、レインボーやブラウンを食べさせるレストラン、養殖場が。VALLEY、盆地であるオアハカ、高い山々に囲まれた市内、少し足を伸ばせば、大自然。

おっと、足を伸ばし過ぎたら、こんな光景も。なかなかどいてくれません。クラクション鳴らすのは無粋なのでじっと待ちます。

のどかだな。ロバかわいい。働き者。

テンカラが似合う小渓流も。

ですが、`あたり`はなし。。

釣りあがってたら、ダム湖に。ここはテンカラだと厳しかな。

ウィサーチェ。オアハカラグの染料、黒色。

釣り人が珍しいのか、まぁ、外国人が釣りしてるなんて、そんなに日常的じゃないだろう。アミーゴが気さくに声かけてくれる。`ここじゃつれないよ、もっと山の中に行け`と。はい、わかりました。

道に迷って(電波が一切入らない。頼りになるのはスクリーンショットで撮ったグーグルマップと、現地の人に書いてもらった手書きの地図と方位磁石のみ)、民家があり、現在地を聞き、釣りに行きたいと伝えたら`ここで釣れば、はははー`、自宅の養殖池を紹介してくれた。。。やたら気さくで人懐っこいメキシコの人たち。確かに、ニジマスたくさんいますね。。。

やっとたどり着きました!美しいRio Grande !

続く