2018 夏 ヨセミテ `TRAIL FISHING` マーセドリバーで釣り歩き その1

2018年 夏、 旅してますか?

昨年に引き続き   

今年もここに。 すっかり心を奪われてしまった。

家族を迎えに空港へ。前のめりしてるので、体調万全、これから始まるロードトリップもなんのその。

先に仕事ができ、そのままバケーションに突入、超合理的、さすがアメリカ、妙に納得?!

でも、子供達が小さかった頃は考えれなかった日程。。大きくなったなぁと、実感。

荷物パンパン。やっぱアメリカはSUVですな。

アメリカのアウトドアマンは夏を数えて歳を重ねる。自分もそうありたい。バケーションの数だけ成長する?!

夏の思い出、10代は部活とバイト。世代的に部活といえば野球、そして海の近くで育ったので、夏休みのバイトは`海の家`朝6時から夕方6時まで、12時間労働、時給も良かったし、楽しかった。十数万円のバイト代は全てビンテージデニムになりました。親に呆れられた10代の夏。。。。

そして、どうしても現地で安く?!服が買いたいという衝動から?18で渡米、20代前半は大学に通い、夏休みは`ロードトリップ`スリフトやフリーマーケットを回りながら小遣い稼ぎ、その小遣いがなんと会社資本金に膨れ上がる、、お宝ザクザク、ほんと毎日が宝探し。501XXとAIRMAXにはお世話になりました。

卒業後、会社設立した20代から30代、夏といえば展示会。ソルトレイクシティのアウトドアショウ、サンフランシスコやNYのギフトショウ、ラスベガスのMAGIC、などが大きなショウで、リノのハンティングショウやマイアミのフィッシングショウなど、ローカルなショウも色々回りました。大きなショウは流石にもう行くことはないですが、ローカルの小さなショウはたまに覗くと面白い。特にファッションとは無縁のショウがいいのです。

SNSやネットが発達してなかった時代、自分で会社を経営してたせいもありますが、展示会周りから、そのままリサーチ?買い物を兼ねて?!コロラドやニューメキシコ、シアトルなど、半分、いやほぼ遊びで行ってましたね。スリフトやフリーマーケットもたくさん行きました。今なら絶対無理、、、SNSですぐバレる(笑)余計な投稿で墓穴を掘る(笑)取引先様に怒られる(笑) 今思えば、完璧な公私混合でしたね。まぁ、それで得たことも多いし、基本、自分のお金なんで(笑)誰にも迷惑かけてないし。

そして、気に入ったところは何度も通いたくなる。ホメオスタシスなバランスを大事にする。

精神衛生上、とても大切なこと。ここにいくぞ!次はこれをするぞ!とトライアルとエラーの繰り返し(笑)ほんと、懲りない性格というか、一度ハマるとトコトンいく。

正直、テンカラやフライフィッシングと出会ってなければ、ここまでヨセミテに惹かれる事もなかったであろう。日本におけるニジマスの故郷で釣りがしたいのです。

瀬戸内海の近くで育ち、親父が海釣り好きで、小学校低学年ぐらいからよく連れてってもらった。そして10代後半、ルアーフィッシングにハマりブラックバス狙い、車の免許がなかったので、友人兄の車でよく連れてってもらった。アメリカに渡っても、カリフォルニアバスを狙い、キャステルレイクやビッグベアーなど、よく通った。が、ボートが無いとほぼ釣れないことがわかり、だんだん釣りから遠ざかってた。20代後半から30代後半の10年間は仕事=遊びだったので、毎日忙しすぎたが、エネルギーもあった。

そして40代、北海道 札幌市 南2条西8条にて、テンカラに出会ってしまった。10代の頃から`フライフィッシング`に憧れてて、1993年`リバーランズスルーイット`を見てから、ますます憧れたが、当時はどちらかといえばブラピのかっこよさ、クラシックなアウトドアファッションのかっこよさに憧れてたのかもしれない。

釣り、テンカラやフライフィッシングの面白さに気づいたのは、家族ができたからかもしれない。自分の親父にしてもらった事を、自分の息子や娘にしてあげたい。そんな気持ちがあった。けど、、、やっぱり一番自分自身が楽しみたい?!

今年、やっと、これができた。ず〜〜〜と憧れてた、ヨセミテでフライフィッシングとテンカラ二刀流、しかも親父と息子の親子で、長年の夢が一つ叶った。

釣りだけを追求するなら、北海道がベストプレイス。大物もいるし、国内ですぐ行けるし、時差もないし、仲間もいる。ヨセミテの良さは`そこで釣りをする美しさ、かっこよさ`だと思う。壁紙のような花崗岩、世界中のアウトドアマン憧れの地、パタゴニアやノースフェイスにヨセミテイメージが多いのも納得。もうウェーディングしてるだけで、自分に酔いそう(笑)

と、ここまでカッコつけて書いてますが、実際、20〜30cmぐらいのレインボートラウトがよく釣れるんです。ドライフライでガブッと!大きさより量?!やっぱ釣れると楽しい。

ヨセミテのシーズンは5月後半から10月後半ぐらいまで。夏のヨセミテはほんと、素晴らしく、まさに`Hiker`s Paradise` トレイルを歩くには最高の季節。乾燥してるので、汗もかきにくい、ハイシェラを歩く際、トレイルヘッドをヨセミテに設定し、1週間から10日ほど、パーミットをとって、JMT(John Muir Trail)を歩く、流石に家族連れでそれは無理ですが、JMTは少しだけでも歩きたい。ハイカーが多い夏、フィッシャーマンは少ない、そこが狙い目。

マーセドリバーは本当に美しい。Marcedとはスペイン語で`慈悲深い`という意味。まさにその通り。

慈悲深さとは裏腹に、トレイルはキツめ。。

頼もしい背中になってきたな。嬉しい。

続く。