ネペンテス ガレージ を終えて。

ひょんなことから、トントン拍子で決まった`ネペンテスガレージ`でのPOP-UP ショップ、9月11、12、13日、秋晴れの気持ち良い週末、たくさんのお客様を接客させていただきました。

まず、この場を借りて、ご来店いただいたすべてのお客様、ネペンテス関係者の皆様に御礼申し上げます。IMG_0825 IMG_0826

ガレージという空間、すべての装飾を削ぎ落とした、まさに`侘び寂び`の空間、コンクリートの箱`STARVING HYSTERICAL NAKED`ですね。そんな`無`の空間が東京、ファッションの聖地のど真ん中にある、そこにメキシコ、オアハカのクラフトという絞り込まれたもの達を並べる、不思議とすんなり収まる、純粋に物の良さが引き立つ、設営を終えて、一息つきながら、一人、悦に入るわけですよ(笑)う〜〜ん、自分で言うのもなんですけど、かなりかっこいい!かなり好きな感じです。

都心からちょっと外れてたりしたら、あまり魅力を感じないのですが、都会のど真ん中にあるから良いのです。ポッと現れた、まさにPOP-UPなのです。(はい、自画自賛です。。)IMG_0827 IMG_5045

乾いた植物とブラックポータリーの相性は抜群です。コンクリートの壁、床も良いです。千利休もびっくりです(笑)

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夜はランタンを灯します。ランタンの光って、力強くて好きなんです。一気にキャンプ気分になります。そして、上には素敵なステンドグラスが、夜の光がまた良い雰囲気です。

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正直、やってみるまで、全く見当がつきませんでしたが、天気にも恵まれたせいか、たくさんのお客様、業界の関係者の皆様、いろんな方を接客し、実売にもつながりました。

ネペンテスという凄い看板をお借りしてるわけですから、失礼があってはいけない、程よい緊張感もあり、売れる売れないより、お客さんに楽しんでもらおうという気持ちで接客しました。

みなさん、ART & CRAFTへの興味が高く、1点1点、違うよさ、暮らしを飾る楽しさ、ミッドセンチュリーや北欧、日本の民藝とのつながり、アメリカ、カリフォルニアの深い文化にあるメキシコ、など、物を通じていろんなつながりを感じました。

まだ、1回目なので、うまく書けないのですが、ネペンテスのお客様に響いたのはうれしかったです。スタイリストの方も洋服の延長線上にある、インテリアショップが扱わない、このようなクセのあるART & CRAFTに興味を持ってくれたのもうれしかったです。

何回か、回を重ね、このなんとも言えないこのフワフワした感触が、しっかりした確信に繋がっていけば幸いです。全国にあるネペンテスのお店をまわりたいです。T郎さん、よろしくお願いします!

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ビンテージのコールマン200Aランタン、自分と同い年、まさか40数年たって、都会のガレージを灯すなんて、思ってもみなかったでしょうね。だから面白いのです。

ここから先は、かなり個人的な事を書きます。。

自分とネペンテスの出会いは10代後半、神戸のお店でHOGSやインポートの商材でした。特にHOGSの6ozデニム、40`S ARMYプルオーバーにショーツといったセットアップの着こなしが大好きでした。あと、ハンティング迷彩柄でベースがオレンジ色!これにはやられましたね!いまあっても新鮮です。そして、18で渡米、20のとき、初めて訪れたSF、ヘイズストリートにあった2バイなんとか?っていうブランド(アル アバヤンという方がデザイナー)のお店が実はネペンテス、ダイキさんが経営してたと、あとで知るのです。ネペンテスの商品があり、SFに行くたびに必ずチェック、特にMMSW WORK WEARが好きでした。素朴なMADE IN USA、だけどユニフォーム的な物ではなく、ちゃんとデザインして作られてる服、他にもいろいろありましたね、書き出すと止まらなくなるので、また何かの機会に引き出し開けます。当時、ダイキさんとは面識がなく、一方的にしってたので、お店に行くたび、奥のレジを覗き込んだら、黒いMA-1を着てる人がいて、ダイキさんでしたね。