Jim Henson Museum of the Moving Image

ジムヘンソン、初めてその名を知ったのはアップル  Think Different  シリーズのポスター My Herosの1枚だった。

1997年、当時LAに住んでた自分にとって、アップル Think Diffrent

の広告、コンセプトは強烈で、ちょうど、ウィンドウズ95がでた頃、96年にウィンドウズのパソコンを買ったばかり、、

インターネットもダイアルアップ(ぴ〜〜〜ヒョロロロ〜〜って聞こえて、ブッって音がして、繋がる)で繋げて、電話代がかかるので必要なメールだけ受け取ってすぐ切ってた頃、アップルのパソコンを買えばよかった、、、と、とても後悔しました。(その後、すぐにPowerBook G3を買いました。)

当時はピカソやマイルスデイビスなど、他のヒーローに夢中、ジムヘンソン?あまり気にしてませんでした。

そして、月日は経ち、家族ができ、娘がどっぷりと`MUPPET SHOW ` にハマり、一緒に見てるうちに、だんだん惹かれて、ついに本物のカーミットに会いたくなる。。。

ホイットニーやブルックリンなど、NYミュージアム情報は今の時代、東京にいても、情報はたくさんある。が、ここのミュージアムに関しては、ほとんど情報なし、、が、逆によかった、前知識がない状態で。 今の時代、知らない方が良いこと多いかも。

子供達が喜んでくれたら良い、それぐらいの軽〜〜い気持ちで行ったら、、、

いや〜〜すげ〜〜感動した!まず、本物のカーミットが出迎えてくれた!今にも動き出しそうな、躍動感。DVDやYouTubeで散々見てたので、本当に感動した!

ジムヘンソンさん愛用のヘッドマイク。70年代らしい、レザーに織りテープがフォークアートな出来栄え。手作り感が何とも言えない、味わいがある。

 

小道具がたまらなく良い。

 

他のマペット達も全員いる。改めてじっくり見たけど、どれもすごくクリエイティブ。パソコンで作られたキャラクターじゃない、人の手で書かれた絵を元に作成されてるだけに、人間味というか、生き物感があるのです。

もちろん、セサミストリートも。やはりビッグバードはデカかった。。

個人的に気になったマペットたち。すごいシュールな動き、顔つき。

実際、マペットショウを体験できるコーナーもあります。テレビに映すのは結構難しい。。舞台裏(舞台下?)の様子も見ましたが、かなり大変、、あの自然な動きができるのがすごい。

このIDEAS ノートも当時の様子が伺える。今の時代、全てデジタル化されて、特にアニメーションはデジタルの時代、それはそれで素晴らしいのですが、この時代の人間味ある人形劇に改めて敬意を払いたい。すごいクリエイティブ。

映像や舞台裏など、とても興味深い。

 

他にもいろんな展示、作品があり楽しめました。これ、何だかわかります?わかる人は相当なブレードランナーマニア。

 

この写真すごく好き。愛が溢れてる。

テクテク歩いて次の目的地に向かう途中、とても気になった`すずき食堂` 絶対美味しいに違いない。だって、こんな場所にポツンとあるし`食堂`って言葉を使うのは熟練の日本食の職人さんに違いない、日本人以外のアジア人がやってる日本食屋で`食堂`っていう言葉は使わないだろう。食べたかったけど、ちょうどお昼済ませた後だった。。

ここもビビった。。NY のヒーローがいた。他社様なので、あまり詳しく書けないが、この写真を見れば、わかる人にはわかるはず。本当に`UNDER THE ONE ROOF ` `一つ屋根の下に、全てがある`だった。デザイナーは何人かいるんだと思ってたら、ヒーローは一人だった。

 

滞在中は毎日日記を書く。できれば絵付きで。カーミットが登場したのは嬉しかった。行った甲斐があった。

凄い並びだが、カーミットがマイヒーロー!