翌日はメインイベント、ラグの産地、ティオティトラン村へ!BEAMS FENNICAレーベルで展開して頂いてる
`ISAAC VASQUES GARCIA FAMILY`の工房訪問、いきなり100年物のサボが出迎え(何回もきてるのですが
今まで全く気になりませんでした。。。今回、改めてすごい土地だなと感じました。)
まず、糸の紡ぎ方デモンストレーション。ウールの原毛(黒っぽいのとか白やベージュやグレーなど)をミックスして基本的なグレーを作ります。
糸を紡いでいきます。ラグ用とベスト用の糸は太さが違い、ベスト用には細すぎず(あまり細いと柔らかすぎて着易いかもしれませんがラグベストとは呼べない、あくまで目の詰まった、しっかり織り上げられたベストが理想です)、太すぎず(ラグ用の太い糸だとベストにする時に縫製ができません。。。)絶妙な太さに紡がれます。
紡がれた糸を染色していきます。 全て天然の染料を使い染め上げていきます。 (染色法法についてはBRAND紹介欄にて詳しくアップします)
織り上げていきます!
完成したベスト達、2013年10月下旬頃に店頭に並ぶ予定です。
`1枚のラグから1着のベスト` 脇に継ぎ目の無い、フロントバックへ続く柄、う〜〜ん、素晴らしい! 合理的な生産性からいえば、出来るだけ大きな生地幅(ラグ幅)
を織って、パターンをはめ込んで裁断、1枚のラグから数着のベストを作るのがいいかもしれませんが、個人的にそれは`ラグベスト`とは呼べません。。ただの`ウールベスト`です。
夜はオアハカ市内の市場、通称`バーベキューストリート`へ! 50Mほどの通路両側に肉を焼く屋台が並びます。気に入った肉があれば(どれも同じに見えますが、、)
そこで焼いてもらいます。 トルティーヤは別のところ(トルティーヤ売りのおばちゃんがたくさんいます)、野菜(グァカモーレソース、チリ、など)は別の屋台で買います。で、支払いはまとめて肉を焼いてもらったところでします。 いまだにどういうお勘定システムなのかよくわかりません。 焼きたての肉をトルティーヤにくるんでライムたっぷりしぼって頂きます。チリは気をつけないと非常に辛いです。。。一口かじって涙が出ました。