8月後半、United Arrows, Beauty & Youth, メンズカジュアルチーム、W頭さんと青ちゃん、そして兄貴分のかつさん、男臭い4人で行ってきました、LA & SF!ただ、いつもの出張と違うのはLAやSFの有名都市だけでなく`掘り下げたカリフォルニアを体感する旅`がテーマです。
目先の仕事だけであればLAとSFで良いのかもしれませんが、カリフォルニア州は広い、ほぼ日本国土と同じ面積、LAとSFだけ見てるのであれば東京と大阪しか知らないのと同じ、それじゃあいかんと、メインの仕事に絡めてOn The Road Tripしてきました。
まず、LAから向かった先が砂漠の街 PALM SPRINGS
1950年代、モダニズム建築の宝庫です。パームスプリングスの入り口、現ビジターセンターになっているこちら、元ガソリンスタンド!こんなとんがった屋根のスタンド、なんともいえない`無駄の美`というか、、かっこよさというか、広大な土地があるからこそできる訳ですね。
ビジターセンターには様々なモダン建築が紹介されてます。ツアーに参加するのがベストですが限られた時間を節約するためにも地図だけを購入し、自分たちで廻ります。
ここ、元デニーズなんです。。。とてもファミレスとは思えない、ミッドセンチュリーモダンな雰囲気抜群!部屋は元モーテルを改装した、シンプルながらもACEらしい趣でした。
街中の家具屋リサーチ
ミッドセンチュリーモダン、ビンテージの良い品がはあるのですが、なんせ値段が、、、今の世の中、この辺はレプリカの上質な物がたくさんあります。安ければ欲しいですけどね。ただ、ミッドセンチュリーモダンだけで統一するのはちょっと、、、いろんなテイストをミックスした上でミッドセンチュリーな雰囲気を取り入れたいですね。
`KAUFMANN HOUSE` カウフマン ハウス 1946 Richard Neotra ノイトラ建築の中でも最高傑作といわれてるカウフマンハウス。日本家屋から影響を受けたノイトラらしく、コンパクトかつモダンなデザインです。
しかし、オーナーのカウフマンさん、この建物の前にフランクロイドライトに依頼してあの有名な`落水荘 `を建てた人ですからね!どんだけ金持ちでセンスあんねん!と。。
砂漠の街だけに大きな岩がゴロゴロ、、50年代に流行った石壁もこの辺りの岩がたくさん使われたそうです。サボテンに岩、良いですよね!乾いた空気が伝わります。
実際、8月下旬、夏、気温が華氏100、、摂氏37.8、、、体温より気温が高い訳で、、なおかつ乾燥しまくってて喉がカラカラ、、、日中は車で移動しないと体がおかしくなりそうで、、ですが日が暮れてホテルのバルコニーで食事しながら飲むビールは最高でした!砂漠の夜は最高です!
フランクシナトラの別荘
銀行もこんな感じですから!パームツリーが似合います。
LA, Downtownから10フリーウェイで2時間ほど、砂漠の真ん中にこんな街が存在したなんて、1950年代のカリフォルニア、戦後の好景気に湧く時代、世界中から優れた人材が集まり、様々な文化が生まれた時代、パームスプリングスはハリウッドスター達がハリウッドの喧噪から逃れるために集まった街、近年ではディカプリオが別荘を購入したり`ミッドセンチュリーモダン`が根付いてる、そんな感じがしました。
12月〜3月ぐらいがベストシーズンで、寒い地域から逃れてくる`避寒地`として有名です。2月には`モダニズムウィーク`がありモダン建築(個人宅が多い)が解放されて誰でも自由に入れる、また訪れたいですね。