今回、黒磯キャンプ最大の目的地、1988 CAFE SHOZO!
黒磯駅からほど近い、古いアパートを改装した、2階がカフェ、1階がコーヒーやお菓子のテイクアウト専門店、靴屋、そして隣には音楽室(小規模なコンサートホール?!)に洋服屋、ここで`豊かな暮らし`に必要な物が揃う、そんな場所です。
以前、フェニカの北村さんにお聞きして気になってたところで、実際自分の目で見て確かめたくて、キャンプの目的地として行ってきました。黒磯駅周辺を車で走りましたが、日曜日で閉まってたのかもしれませんが、正直、地方都市特有`シャッター商店街`の印象を受けました。車社会なので人も歩いてなく、どことなく寂しい感じもしましたが、このCAFE SHOZO近辺だけは違いました。観光客や地元の人など、ひっきりなしに訪れ、2階のカフェで食事しましたがオープン12時ちょうどにいったら3組ぐらいのファミリーやカップル、女性客お一人様など、いろんな客層がいて改めて人気店なんだなと。
1988年にショウゾウさんが作られたお店、25年以上たった今も輝きを失ってない、`豊かな暮らし`に密着したお店、流行に左右されず、東京ではない`黒磯`という地方都市で自分たちの感性を信じてやってきたのだろうと、勝手に色々想像して書いてますが、尊敬せずにいられない、凄い事だと思います。今、東京都心で流行の`ライフスタイルショップ`(KINFOLKを置いてたらオシャレと勘違いしてるような)なんかすごく薄っぺらい存在に感じました。
CAFEの隣、2階にある04 STOREという洋服屋は日本の丁重な物作りをしてる商品を中心に品揃え、毎日着たくなるような洋服、とても理想的ですが`なかなかこれだけじゃやっていけないだろうな〜〜`なんで思いつつ、そこには25年以上の歴史がある=目の肥えた上質な顧客様が多い。いままでいろんな試行錯誤があったに違いない、お客様を満足させる、その結果の品揃え、真似しても真似できる物ではない、もうマキシマムリスペクトです。。。
事業を始めるのは簡単です。最初の1〜3年ぐらいは資金の蓄えや勢いがある、目新しさもあって人も来るし売れるでしょう、しかし5年、10年と続けるのには`力`が要ります。一番怖いのは`迷い`と`飽き`です。時代に合わせた変化は必要ですが本質的なところ、変えてはいけないところ、変わるべきところと変わらないところ、バランスが難しいところです。
なんかいろんな事ができそうなスペースです。
ストックルーム??(古いドアや窓枠がたくさんありました)みたいな小さな小屋がありました。
フリースペースからバックヤードに向かうアプローチ、ここに階段があり2階の洋服屋、04STOREへ行きます。
広い敷地、都内ではなかなか味わえないゆったりした空間、黒磯のランドマーク的な存在ですね。
系列店である家具屋さん`ROOMS` ヨーロッパ(主にフランス)のアンティークを中心とした品揃え、値段も良心的で欲しい物いっぱいありました。。。日本の物(洋服や家具)も良いですがやはり舶来品好きとしてはアメリカやヨーロッパの物が気になります。
ただ、衝動買いできる品物ではないので来るべき時がくればまとめ買いしたいです。
昭和6年に建てられたタクシー会社の建物をそのまま使用(駅前にタクシー会社があるなんてその当時から那須観光は盛んだったのでしょうね) 東京、恵比寿にも店舗を構えるオーナー夫妻、スタイリストをされてる奥様、東京と黒磯を行ったり来たりしながら切り盛りされてると聞きました。日曜と月曜のみオープン、商品もさることながら`箱`勝ちですね。お隣は住居スペース(写真上)になっており黒磯滞在中はここで暮らされてるとか。
`子供はいるのかな?`なんて疑問に思いました。 `写真ダメ`って書いてましたが、`おもいっきりオープン`にされてたのでおそらく私生活も見てほしいんだなと。凄く素敵な空間でした。ただ、非常に古い建物だけに、すきま風だらけで冬は寒いだろうな。。。家の中でもダウンは必需品だろうな。。`オシャレ`とは`我慢すること`だな。。。`家`と`車`は快適な方がいいな。。とか余計な心配をしてしまいました。