今年も桜の季節がやってきました。
やっぱ綺麗です。桜の名所はいろいろありますが、やっぱ目黒川が一番好きです。
東山2丁目から今の上目黒1丁目に引っ越したのが2003年12月、2004年の桜はまだそんなに人がいなく、地元の人たちが散歩がてらに楽しむ程度でした。
2005〜6年ぐらいからかな、屋台が出だして、最初はゲリラ的に川沿いの空いたスペースで近所の飲食店さんたちが飲み物や軽食を売ってた。次第に噂を聞きつけたケバブ屋や外国人屋台、移動式焼き芋、屋台の許可を持ってない素人屋台などが集まってきだして、人も集まりだして、2008〜10年ぐらいはカオス的な祭りになってた。警察官も多数出てきて、屋台の取り締まりも厳しくなり、ルールがない無法地帯、面白かったですが、なにか大きなトラブルが起こりそうな予感もしました。そして川沿いのスペース(くぼんだところ、川面を眺めるため?のスペース、目黒区の管轄)に柵ができて、出店できなくなり、両側の民間スペースに屋台が集まりだし、2011年ぐらいから、本格的に桜の名所になり、2013年、瑛太のドラマ`最高の離婚`の舞台になり、副都心線の相互開通、渋谷から東横線に直通、で目黒川の桜が一気に広まったと思います。
やはり2013年が一番人が多かった、、、 今年2016年、目立ったのは外国人、もちろん爆買い系の人たちも多かったですが、欧米の方、バックパッカーっぽい方も目立ちました。
海外のメディア取材も多く、英語圏のTV局のレポートを聞いてると、手ぶらで来て、質の高い屋台で飲み物や軽食を楽しみ、そのまま渋谷、恵比寿、中目黒界隈の飲食店で食事、都会的で新しいスタイルの花見だとか。いわゆるビニールシート敷いてピクニックスタイルではない、散歩がてらに花見を楽しむ。新宿、渋谷など都心のホテルからも近く、観光客でもローカル気分で花見ができるおすすめスポットだとか、そうやって中目黒の桜が世界に広まっていくのは嬉しいですね。
護岸工事で川底が深くなる以前、五反田付近と同じく、水深が浅かった頃はよく氾濫してたとか。その名残で、今でも川沿いには土嚢が常備されてます。特に中目黒駅付近は緩やかにカーブしてるので、川幅が狭い。駒沢通りから五反田方面への目黒川は水深も深く、船が入れるほど(実際、船着き場もあります)、ですが川幅が広いので、両側の桜の臨場感はイマイチかも。やはり、中目黒駅付近、駒沢通りから山手通りに交わるあたりまでの目黒川、両側の川幅が狭く、橋から見る桜が宙に浮いてるような、そして川が流れる景色が、人工的に作られた両側のコンクリート、川と桜の自然、ミスマッチ感が都会的だなぁと。
聖林公司本社ビルの裏手、ロータスバケット横の駐車場には屋台村が、こういう自然発生的な場所はいいですね。
中目黒の名店`はし田屋`さんの焼き鳥屋台、大人気です。
釘付けです。
夜桜。川面に映る提灯の光。素晴らしい。。。来年も楽しみです。毎年、この時期、中目黒で桜を観れるよう、1年を頑張ろう、そんな気持ちになれます。