南青山の街がよく似合う?!
SURLY BIG DUMMY. サーリーのバイクはどれも好き、考えてることが最もバカバカしくて、最も的を得てる、そんな自転車メーカー
今でこそ、ポピュラーになった`FAT BIKE`もともと、サーリー本社のあるミネソタ州、冬は雪深い、そんな雪道を快適に走れるバイク、タイヤを太く、接地面を多く、フロント&リアともにリジット、クロモリのフレーム、元祖ファットバイク`パグスレー`が世に誕生し、初めて観たのが2004〜5年頃、アラスカ、アンカレッジのREIでみて一目惚れしました。それから約10年、進化を遂げて、いろんなメーカーがFAT BIKEをリリースしてます。
ただ、都会で乗るには、あまりにも不便、、というのもコンクリートにあのタイヤは接地面が多すぎてスピードが出ない。。疲れるだけです。それに、タイヤもすり減ってしまう、まだまだファットバイクのタイヤは高いのです。。
しかし、一般的なクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクでは面白くないし、荷物も積めない、、
そこで、ロングテールバイク、通常のマウンテンバイクにリア部分を足した、まさにカーゴバイク!
XTRACYCLE のファウンダー、ROSS EVANSがスタンフォード大学在学中に訪れた中南米、自転車で荷物を運ぶ姿に感動、BICYCLEに`追加する`という意味でXTRACYCLEを設立、マウンテンバイクの後ろにつけるキットを発売、そのキットを見たサーリー社がフレーム一体型を提案、2社共同で開発されたのがBIG DUMMY、まさに大きなダミー人形のごとく、ロングテールカーゴバイクが誕生したのです。 XTRACYCLEのキットだと、お気に入りのMTBにつけることができるのですが、試乗した感想では、剛性がイマイチ、、なんかねじれるような感触、そこで選んだのがフレーム1体型`ビッグダミー`前後リジット、やや太めのスリックタイヤ、マウンテンドロップハンドルにバーエンドシフター、フロントにキャリアをつけ、ツーリングバックも対応のスタイルに組み上げました。2014年モデルから、エクストラサイクル社のカーゴバッグではなく、サーリー社が開発したカーゴバッグが搭載されてます。エクストラサイクル社も自社でロングテールバイクを開発、両社ともに魅力的な商品が出来てくるのが楽しみです。
LESS CAR MORE GOというコンセプトも素敵です。
スーパーとかで買い物して両サイドのバックに。バックパックを荷台にくくりつけれたり、都内だと電車を使うと逆に遠回りになることが多く、地図上で直線距離が一番近い、一方通行など関係なし、アップダウンの激しい都内、フロント3、リア9のマウンテンバイク仕様、バーエンドシフターを小指で操作しながら、ドロップハンドルの深いところを握りしめ、今日も都内を駆け抜けます。
北の大地や南のビーチにはファットバイク、都内コンクリートジャングルにはロングテールバイク、そんな住み分けが素敵かと。