S2W8、SOUTH 2 WEST 8 南2条西8丁目、その名の通り、札幌の住所から
東西を丁目、南北を条で表記、街を歩いててNYマンハッタンのような、ブロックごとに分かれてるので覚えやすいです。
長いアプローチには鹿の剥製がお迎え。このエントランス造作は博多店も共通してます。
ハンティング、フィッシング、マウンテニアリング、サイクリング、サーフとテーマごとの服をまとった白いスカルヘッドたち。圧巻です。わざわざ白い生地を使って作られた服を纏ってます。一見、塗ったのかな?と思いましたが、近くで見るとちゃんと作り込まれてる服たち、単にペイントしたものとは存在感が違います。
古いフレームパックたち。こういうのが全然嘘くさくない、土地のパワーを感じます。都内駅ビルの中でこういうディスプレイをしてても、一過性のものというか`その時だけ感`がして、個人的にはなんとも思わないのですが、ここで見るのはリアリティがあり、とてもカッコよく見えます。コロラド州ボルダーのネプチューンマウンテニアリングと同じです。
基本的にはネペンテス各店舗と同じ品揃え、リアルタイムで全国各店舗で同じ商品が揃う、札幌のお客様には嬉しいことですね。
S2W8のイメージといえば、このバッグたち。サンフォージャークロスを使ったクラシックなアウトドアテイスト。今でこそ、いろんなメーカーが出してますが、クラシックアウトドアなバッグはS2W8が先駆け的な存在です。ブランドを象徴するアイテムですね。
店内のディスプレイ、一つ一つが存在価値があり、見てて惚れ惚れする。昔のLLBeenカタログ、ここで見るとより一層、アウトドアへの憧れが強くなります。
POLOR BEARや熊の剥製、鹿の角、用意したくても絶対無理な備品が全て揃ってます。
こんな素晴らしい空間でうちの商品を販売できました!正直、札幌がどういう風になるか、いちばん見えない、想像できなかったのですが、やってみると、楽しみにしてた顧客様を中心に、イベントの情報を得て、普段あまりご来店のないお客様もお見えになりました!人の手によって作られたもの、天然染色で染めた糸を使い、1枚1枚丁寧に織られたラグ、厳しい冬にも暖かみを感じます。短い北国の夏を楽しむためにも、メキシコ、オアハカの風をインテリアに吹かせる、そんな気持ちを込めて、接客させていただきました。正直、生活必需品ではないですが`ない`より`ある`方が絶対良い物たちです。
実際、ラグやブラックポータリー、ウッドカービングなど、顧客様中心に動きましたね。植物や焼き物が好きなお客様は確実にブラックポータリーのファンになられてました!ラグは値段的にも即決できるものではないのですが、東京でのイベントやSNSなどで札幌開催の情報をキャッチ、実際見て、話を聞いて、決められるお客様がいらっしゃって、こちらとしても気合が入りましたね。顧客様で久々にご来店された方もいらっしゃいました。イベントの情報は前もって知ってのご来店、ある程度の年齢になり、家族もでき、正直洋服にそこまで予算を回せない、もちろん家も買いたい、で、買ったお客様、いま建てられてる、自然にインテリアに興味が行きますよね、こういうフォークアートは植物と同じ、1点1点微妙な表情があり、実物を見て決めたい、今までネペンテスで洋服を買い続けてたお客様に響いいたのはとても嬉しいです!情報はマメにチェックして、ピンポイントで狙う、なんか、渓流釣りと似てるような(笑)
ネペンテス各店舗で共通して言えることは`顧客様`がしっかりいらっしゃること。NEPENTHES in printという雑誌にも登場される、個性的な顧客様も接客でき、こちらもすごく勉強になりました。雑誌のスタイルスナップも実際、購入されて、愛用されてるネペンテスの服を着てる顧客様が出てる、最新号はとてもリアリティがあり、見ごたえ抜群です。
そしてもう一つ共通してるのは店長がみんな若い(笑)、と言っても30代後半、自分より若いだけなんですが、昔のイメージだと、ネペンテスって大御所先輩たちの集団、そんな勝手なイメージがいい意味でリニューアルされましたね。世代交代がしっかりできてるなぁと。女性スタッフもいらっしゃる!レディースもあるので、当たりまえですが、女性ならではの視点でメンズを接客、大事なんですよね、やっぱり異性を気にしないのはイケマセン。店長はじめ、スタッフの方、みんなしっかりしてるなぁーと、仕事ができ、遊びもできる`遊ばざる者働くべからず`そんな考え方が根付いてますね。楽しくなければ意味がない!
今年3月にリニューアルしてできた、奥のコーナー、というよりサロン的な空間
この空間は絶対感じるべき!ここでしか味わえない空気感があります!
もともと釣りは好きです。小さいころ、海の近くで育ったのもあり、海釣りが好きな親父に連れられてよく行ってました。10代後半、ブラックバスブーム、よくいってましたね、バス釣り、アメリカでもカリフォルニアバスを狙いに馬鹿でかい湖とかに行って、絶対釣れない`おかっぱり`アメリカ人の親父たちはRANGERのボートをシボレーで引っ張ってましたね。それはそれでかっこよかったです。
そしてS2W8の真骨頂が`テンカラ`日本古来の釣り方、アメリカではパタゴニアのイヴォンがSIMPLY FISHINGとして紹介してます。渓流釣りってオヤジのイメージがありますが、そこをスタイリッシュにする力を感じます。
カップルでテンカラを楽しんでらっしゃる顧客様を要さんが接客されてたのを横で見てました。女性がテンカラジャケットの迷彩柄、Sサイズを着こなしてる、かっこよかったです!最近、メンズライクなレディースが主流、リアルにテンカラをしてる女性、山ガールの次はテンカラガールか!?!バックパックひとつで山歩きしながら釣りをする、なんかいいよな〜〜 うちも勧めてみよう。
人生、折り返し地点を過ぎたころから、何かに没頭したいなと思うようになり、今続けてる格闘技と自転車、マウンテンバイク、そこからキャンプ、そしてアウトドアへの憧れがどんどん強くなってます。まだ読んでませんがアーバンアウトドアライフ(芹沢一洋さん)的な考えでしょうか、都会に住みながら、アウトドアへの関心を絶やさない。50代60代の準備は今から始めないといけません。もちろん、心身ともに健康であるのが大前提です。あと、ある程度のお金も必要ですね。日々の暮らしの忙しさに追われてるのが現状ですが、時は待ってくれないので。
いっちゃいました(笑)金剛とテンカラパーカ、まずは形から。このテンカラパーカ、着丈が短くポケットたくさん、まずは自転車に丁度いい。もうこの歳になったら、家族もいるし、そこまでモテなくてもいい(もともとモテないですが。。)、自分が気持ちいい服を着る、基本洋服屋なんで、自社で扱ってる商品を着ますが、この辺のアウトドアアイテムはパタゴニアやアークテリクスを買ってました、が、あまりにも街中で着てる人が多い(そんだけ機能的で良い物ってことですが)ので、アウトドアブランドを街中で着るのは最近抵抗があったのです。 そこでこのテンカラパーカ、ちゃんとした機能を備えながら(フィシングジャケットとして)ファッション性にも優れてる、パタゴニアやアークテリクスが好き、良い物として認めてる、けど街中でカブるのはいや、そんな人たちに是非オススメです。さすがに竿はアクセサリーになりませんが、、、早く使いたい!
フォークアートに渓流釣り、大きな可能性を感じ、今後の人生をかけて(ちょっと大げさですが、、)しっかり楽しみたいですね。
好きで集めてる、古いハンティングやフィッシング物。SPORTSMANS CLUB、この業界において、S2W8こそ、SPORTSMANS CLUBじゃないでしょうか?自分はそう思います。LL Been的な存在でもあります。札幌行って、S2W8でウェアやギアを買い足して、釣りに行きたいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。次は番外編も書きます!読めば札幌に行きたくなる事まちがいなし!