銀座三越 GLOBAL MINGEI グローバル民藝

2016年10月19〜25日、銀座 三越にて`GLOBAL MINGEI`グローバル民藝というとても興味深いイベントが行われました。

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まさに`世界の民藝`今の東京を代表するお店、昔ながらのお店、濱田窯さんなど、そうそうたるメンバー、見応え(買いごたえ?)抜群な商品構成でした。

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うちのラグ`太陽紋`SOL DE OAXACA ラグはSWIMSUIT DEPARTMENTさんのブースで紹介していただきました。できるだけ、お店に立とうと、初日と週末以外、お客様を接客させていただきました。

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初日、オープンしてすぐ、お昼頃お邪魔、その後オフィスに戻ると、郷古さんからメールが`いま、お客様で、1970年代、太陽紋のラグを手に入れた人が来た!家にあるのと同じだって!`えーーー!マジっすか?!お会いしたかったー!`しかも、柳宗理さんが3枚持ってたから、ゆずってもらったという、嘘みたいなホントの話!`あーーその会話には入りたかった、、と、テンション上がる速報をいただいたわけです。

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その後も、ビッグシリーズのライオンが身内や知り合いではなく、イベントを見に来たお客様が購入していただいたり、チキンヘッドゼブラがいなくなったりと、手応えを感じるイベントでした。

今回、スイムスーツさんでのメインアイテムはなんといっても`型染め、山内さんの暖簾` いや〜〜 噂には聞いてましたが、ここまでモダンで美しいとは、、、この世界観、好きです。なんか、1950〜60年代頃、ハーマンミラーのポスターグラフィックを彷彿させるような。芹澤さんの元で修行された方で、78歳、まだまだ精力的に創作してらっしゃるとのこと、バスケスさんも80歳、まだまだ自分なんか若造だなと、、とても美しく、人生を謳歌してらっしゃる感じが作品にも表れてます。

2013年ぐらいから、うちで扱ってるラグやメキシコのクラフト達の引き合いが出てきて、まだ身内や仲間内で盛り上がってる程度、2014年〜15年、少しづつ広がってきた感じがして、2016年はその広がりが数字でも確認できるようになってきたかなと。ただ、そんなに一般的なものではない、どちらかといえば嗜好品、画面を見ながらポチっとするものではないので、このようなイベントで実際、しっかり接客して、満足して買っていただきたい、時間の許す限り、店頭に立ちたい、そう思わせてくれる、素晴らしいイベントでした。

また、銀座という土地柄も素晴らしい、昔からのお客様、目の肥えたお客様、いわゆる市場が用意したものでは満足でいない、自分らしさを探してるお客様が多い。店頭に立ってて、実際接客して、そう思いました。原宿や渋谷とは違う客層、まだまだ素敵なお客様がいらっしゃるんだろうな。

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ムルギーランチ、銀座といえばここかなと、久々に行きました。混ぜれば混ぜるほど、不思議な味わい。

 

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夜の銀座もいい感じ。なんか、品があるというか、落ち着いた感じがするのです。東銀座の方、魅力的なお店(飲み屋)がたくさん。銀座で働くとまっすぐ帰れませんね。

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刺し子の風呂敷、山内さんのもの、久々の一目惚れ。自分の中で民藝=アウトドアなんです。まずは健康的であり、実用性、耐久性、デザイン性のバランス、道具を選ぶには手で触ってみて買いたい、キャンプで使いたいです。自分自身も健康であろう、そう思わせてくれる道具達が好きなんです。

じわじわ、この世界観が広がっていけば、楽しくなるだろうな。その為にはしっかり`接客`出会いが大事ですね、物と人と場所。