The Last Frontier. America`s 49th state

毎年、この時期になるとANNUAL SCHEDULEを考える。特に`出張`BUSINESS TRIPについて、来年の計画を練る。出張とは?一言で言うと`限られた期間&予算の中で最高のパフォーマンスを出す`こと。

毎年、年間出張スケジュールを決めて、予算を組んで、その中で動くわけですが、近年はほぼ予算オーバーしてた。。。

その際`自腹`というものを切ります。そう、会社の経費ではなく、自分のお金を足して、行きたいところに行くわけです。マイレージも有効に使います。

でも、今年、2017年は出張の回数を減らし、事前にじっくり計画を練ることで、予算内でいい結果を残せたと思います。まぁ、その結果が出るのは来年になりますが。

よく聞かれるのが`買い付けですか?`と。もちろん、ビンテージ物や1点物など、買い付けもしますがそれはごく一部、ほとんどは`ものづくり`現地のメーカーさんや職人さんと会い、話し、発注し、輸入し、うちの展示会でお披露目します。サンプルだったり、本生産だったり、長年の付き合いがあるところは大事に、取引させていただいてます。

ただ`ルーティーンワーク`だけにならないように気をつけてます。あと、基本一人で行くので、何をするにも自分自身で決める。会議で`NO`とは言われない(笑)ので、ビジネス目線な自分(数字ですね)とクリエイティブ目線な自分(評価ですね)のバランスが大事かと。

予算は大事。予算内で収めきれないと自腹を切る、それぐらいの覚悟で挑まないと、いい物は出来ない。今年はなんで予算内で収まったのか、自分でも不思議(笑)それは無駄なリサーチをやめた。物流の無駄を徹底的に排除した。この2点が大きかったかも。

まず、無駄なリサーチをやめた。評判の店、話題の店を見に行ったり、パーティーに参加したり、2009年ぐらいまでは、J Crew のLiquer Storeなど、海外で話題の店がそのまま日本の市場に受け入れられてた。海外のブランドをそのまま輸入して日本で売れてた。2014年ぐらいから、急速にSNSやスマホの普及で、海外の情報がリアルタイムでわかる、個人レベルで発信した情報をシェアできる時代、ならば必要以上にリサーチしなくても良くなったわけで。それに海外の物をそのまま持ってきても、まず売れない。しっかり編集、組み立てしていかないと、今の日本の市場は成熟してます。

もっとも大事な物流。できるだけコンパクトに、まとめて出荷。水際で検品することで、日本に着いてからのトラブルを防げる、これに関しては当たり前のことだけど、いがいと出来てない部分が多かった。改めて大事なことだなと思いました。

そう、無駄を排除することで、余裕がうまれてきます!時間的にも、予算的にも!

2010年1月に行ったアラスカ!アンカレッジ!当時、まだ物流の技術が未熟、かつファッションよりの目線でしか捉えてなかった。いい物があったのに、なんで輸入しなかったんだろう。。輸入する技術が未熟だったのと、販売能力がなかった。。最初から`売れないだろう`と思い込んでしまってた、、そう情熱が足りなかった。

でも今は違う、こういう伝統的な物を少しアレンジ(引き算)して、取り入れることの格好良さ、粋な部分がようやく受け入れられるようになってきた。あくまでファッションなんですが、薄っぺらい物ではない、魂がこもった物です。

個人的にはアウトドアとフォークアート、これは相性がいいと思う。どちらも健康かつ力強い。

アンカレッジのREIで見て一目惚れしたSURLY PUGSLEY, 元祖ファットバイク。

初めて行く土地で必ず買うのが地図。その地図に色々書き込む。そして、見返す。その繰り返し。

やばいぞ、、FISH & FLOAT、、これはアラスカじゃないと出来ないぞ!なんだこのレインボーは!なるほど、旅と釣りがセットになってるんだ、これは楽しそうだ!

やっぱ夏だな。1月は朝10時ぐらいに日が昇り、午後4時には日が暮れる、夏は20時間ぐらい明るいらしい。夜は白夜らしい。YUKON RIVERで釣りしたい!

なんか、どんどん、変な方向に向かってるかも(笑)いいんです、いいんです、自分の会社なんで、基本自腹ですから(笑)