夏のSanta Fe 大人の自由研究

約１５年ぶりのサンタフェ

初めて行ったのが、忘れもしない１９９７年８月。

当時日本は第２次サンタフェ、インディアン＆シルバージュエリーブーム。ゴローズとクロムハーツの２トップにいろんなシルバーブランドがあり、その流れでインディアンジュエリーを品揃えする店が多かった。当時住んでたLA、取引先のお店がサンタフェに行くとのことで、運転手兼通訳として、８月初旬と下旬、同じ月に２回来ました。

当時、サンタフェのイメージは宮沢りえの写真集（同世代の彼女がヌードになった衝撃はすごかった）ぐらいしかなく、情報もなく、全く見当もつきませんでした、逆にそれが良かった。初めて空港に降り立ち、サンタフェへドライブし、街中を見たときの衝撃は今でも鮮明に覚えてます。２０代前半で、この景色、当時アメリカといえばカリフォルニアかNYしか知らなかったので、衝撃的でした。

そして、８月下旬、また違う取引先様の運転手兼通訳として来た際、ちょうどここ、コヨーテカフェで食事してたとき、ダイアナ妃が事故で亡くなったニュースが飛び込んで来ました。

それから何度かサンタフェ、ニューメキシコやコロラドに通いながら、だんだんメキシコに興味が湧き、オアハカにいき、衝撃を受け、物作りをするために１５年ほど通い、今に至るわけです。

今回のサンタフェ、自分の中で、夏休み｀大人の自由研究｀として、大まかに以下の目標がありました。

１、ジョージア　オキーフをもっと知る（アビキューやゴーストランチ）

２、アレクサンダー　ジラードをもっと知る（フォークアートミュージアム）

３、まだメキシコだった頃、チマヨにおけるラグのルーツを知る

４、SPANISH MARKET, ヒスパニックカルチャーを知り、うちの商品が通用するかどうか？マーケットリサーチをする。

まぁ、漠然としてますが、こんな目標があり、事前に調べておいたので、現地で色々実践できたと思います。これらについてはまた別でブログにまとめます。

GEORGIA O`KEEFFE とANSEL ADAMS, サンタフェとヨセミテの深いつながり。

すごい人出だったSPANISH MARKET. ７月末はラグやヒスパニックアートメインで、８月末はINDIAN MARKET, ジュエリーメインですね。

このお店はすごかった。。。SHIP ROCK Santa Fe. 日本、東京から来たと伝えたら、｀ビズビムのお店はうちがオープンさせたんだよ｀と教えてくれた。色々見せてもらった、欲しいものあったけど、、値段が、、一般人には買える値段じゃないですね。目の保養にちょうどいい。

この空間で見るナカシマの家具は最高でした。基本、家具は色々買ってきたので、好きなんですが、手に入れようとは思わない。唯一、手に入れたいと思うのがジョージナカシマ｀フレンチマンズコヴ｀ブックマーク型のダイニングテーブル、高松｀桜製作所｀製のアメリカンウォールナットがいい。それにイームズのシェルチェアやメキシコのスツール、オアハカのラグがあればいい。子供達が大きくなって家を出たら買おうかと思ってる。そんな矢先にこのミラ　ナカシマ作の｀フレンチマンズコヴ｀を見せられた。。。いや〜〜カッコイイ！自分の中でナカシマを超える家具はないのです。これが最終着地点。ビンテージじゃなくて現在進行形がいい。