It`s a small business world 2021

2021年1月1日 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

この業界、今年はいろんな事が動きそうな予感がします。ドアを開ける勇気が必要です。

毎年、年始の目標として、想いを綴ってる。昨年2020年の元旦はこんな記事を書いてた。

一昨年2019年の元旦はこんな記事を書いてた。

たった1年で世界がこんなにも変わるとは、誰も想像できなかっただろう。毎年元旦に思った事は、間違いではなかったと言える。COVIDが大きくなりすぎた日本のファッション、アパレル業界を再編成するチャンスを与えてくれた。

(写真と本文は直接関係ないです。あくまでイメージです)

昨年12月31日、昨日書いたブログ でも触れたが、今年はSmall Businessが多く誕生しそうな予感がする。今まで大企業が未解決にしてきた諸問題がどんどん表面化してきた。やはり、東京1極集中はよくないと思う。日本独自の満員電車はもういいです。政府のいいなりになるのもやめましょう。政府こそ、東京から離れるべきです。蜜を避けるためにも国会は群馬や栃木の山奥でやればいいと思います。

会社`会う社(やしろ)`と書くが、今年からは会わなくても仕事ができる世の中になった。ただし、無駄な業務(紙でのやりとりなど)が多い会社は、会社に連絡しても担当者が出社してないので、電話1本30秒で済むことがメールで返答に半日以上かかったりして、大変だった。企業として無駄な業務は見直し&削除して、ファッションの本質、楽しさ、嬉しさ、ワクワクさせる気持ち、そこを追求していかないと、どんどんユニクロ化していくと思う。別にユニクロが悪いわけじゃない、むしろ安くていい物も多いが、ファッションを買ってる感じはなく、何かの部品を買ってる気分にしかならない。いつどこで誰が着ても同じもの、まさに部品、そこにワクワクを求めるのがおかしい。情熱とかエモーショナルな気分はない。

小さくなること、細かくなること、密に連絡がとれること、当たり前のことが大事になってくる。

まず、東京都心部に言える事は、インバウンドが消えた世の中、日本国内だけの需要だと、長い営業時間、高い家賃、人件費を払うのはもったいない。。固定経費で一番大きいのは家賃と人件費、そこまで渋谷や原宿の一等地にしがみつくのもアホらしい。ならば、さっさと閉店移転して、固定経費を抑え、その分、商品開発や企業イメージに資金を回した方がいい。少なくとも自分が経営陣ならそうする。

あくまで自分の理想だが、サテライトオフィスが増えれば面白い。神宮前住所も素敵だが、分社化、分散化させるためにも二子玉川や横浜、千葉、大宮など近郊都市にそれぞれオフィスがあり、オンラインで繋いで仕事ができれば、在宅テレワークと本社出勤の間ぐらいの感覚でちょうどいい。担当者にも連絡が取りやすいので、こちらも助かる。

都心部、駅ビルに人がいなくなると、そこに出店する意味がない、ならば、多摩川の川沿いにある倉庫街や品川の倉庫街などにロフトスタイルの店舗、物流、そしてYOU TUBE配信用のスタジオなどを構え、平日はオフィス&物流倉庫として、土日はお店、自転車や車で出勤できるよう駐車場も完備、その車で配達もしてしまう、など物流機能を備えた店舗、そして配信機能もある、カフェやワークショップも併設、スポーツジムもあったりする、でも都心部の家賃の半額以下、NYやLAの倉庫街がどんどん変わっていったのも、まずは家賃の安さから注目された。

日本各地にそんな動きができれば面白い。敷地内であれば、キャンプしながら、働ける。夏は釣りのために北海道で仕事、冬はスキーのために長野で仕事、など、季節で職場が選べれば最高だ。

オンラインで買ってくれるお客様、店舗に来てくれるお客様、両方満足させるためにも、便利な立地も大事だが、広いスペースがあり、辺鄙なところでも、企業として収益のバランスが良ければ、イメージアップに繋がるのではと思う。

まずは今、2〜3年後、10〜15年後、そして25〜30年後の事を考えると、動くのは今年でしょう。

日本は少子高齢化が加速していきます。定年60、年金支給65歳も70〜80歳ぐらいになるでしょう。年金を負担する人口が減ってきてるからです。70〜80歳になっても続けれる仕事が必要になってくるでしょう。

そういう意味でも、小さくなる事、細かくなる事は大事だと思います。分社化、分散化が進み、職場ではなく、地域に人間関係ができてくると、いろんな仕事が生まれます。もともと、ないところに仕事を作るのが商売の醍醐味、そうなれば、長く続ける仕事が複数見つかるでしょう。

今年はドアをあける年です。2021年 I AM THE DOOR 自分自身のドアを開けてください。

本年もよろしくお願いします。