A16 アドベンチャーへのきっかけ、Wilderness への憧れ 前編

年々、Wilderness への憧れが強くなる。

アドベンチャー16 この店との出会いが今の自分の基本を作ってる気がする。

Where Your Adventure Begins !

初めて訪れたのは1994か95年、ウエストLAのお店。当時、完璧ファッションとして、見た目のカッコよさのみ(笑)でパタゴニアやノースフェイスなど、アメリカのアウトドア物に強い憧れがあった。なんとなく、日本の物はダサいというか、イマイチで、やっぱアメリカ、特に西海岸の雰囲気がするスポーツやアウトドア物が大好きだった。

REIは日本にいた頃から知ってて、1993年6月17日、忘れもしない、渡米当日に行った。ちょうどナイキACGが発売された頃で、リバデルチを$99で買った。その翌週、モワブサンダルも買った。ボロボロになるまで履き潰した。

そして、A16を訪れた際、感動したのがパタゴニアのラインアップ!当時、パタゴニアはまだマイナーな存在で、ベンチュラの本社まで行かないと直営店はなかった。サザンカリフォルニアで一番品揃えが豊富だったのがここ、ウエストLAのA16。

それから、通いまくった。1995〜98年はすぐ近くに住んでたこともあり、週3で通った。当時では珍しく、フリーコーヒーが置いてあり、コーヒー飲むだけに通ったぐらい、よく飲んだ(笑)そしてよく買った。

実に色んな事を学んだ。入り口はあくまでファッション、見た目のかっこよさで好きになったアウトドア物が、ここに通う事で、どんどんのめり込んで行き、ヨセミテへの憧れが強くなった。そして、ヨセミテに行った。

そして2020年1月6日、Sadly Closed for Business……  マジかよ、、悲しすぎるぞ。。

最後のセール、サイレントオークションの為に渡米。一番最初に並んだ。ちょうど並んでる時、色んな顧客様と話した。

`親子3代で通ってた、自分の親父から教わり、今は息子に教えてる`

`ここでナショナルパークの美しさを知った`

`初めてテントを買った店`

`バックパッキングに興味が出て、色々教わった、思い出深い店`

などなど、みんな閉店を惜しんで、訪れた人々。。。おそらく、日本から来て、一番最初に並んでるとは、誰も知らないだろう。

58年続いた歴史。閉店の理由はいくつかあるが、やはりオンラインでメーカーが直接カスタマーに売る時代、ユタやコロラド州など、消費税の安い(アメリカは市や州で消費税がかなり違い、中には0%のところもある)州外から簡単に注文できる時代、商品だけ見に来て、ネットで買う、それが当たり前になってきた。店として、利益を上げにくい。

ちょうど2003〜4年ぐらい、当時A16のオリジナルグッズがカッコよすぎで、何度か交渉したが、受け入れてもらえなかった。おそらく、担当者を間違えてたのだろう。

でもね、諦めが悪い性格(笑)好きになったら、絶対口説いてやる!なんども通いましたよ。

で、なんやかんやありまして、ジョンさんのオフィスにいるわけです。

後編へ続く