いってきました、６月上旬、夏の始まり、サンフランシスコへ！！
まずは｀THE MILL｀ ザ.ミル、コーヒーとトーストのお店。サードウェーブコーヒーの草分け的存在｀フォーバレルコーヒー｀のメンバーがパンとコーヒーのお店との提案で共同経営｀ザ.ミル｀をオープン、今や大人気のお店。確かにありそうでなかった日本の喫茶店スタイル。しかしここは美食の街サンフランシスコ、こだわりのコーヒーに焼きたてのパン、ペストリーなど今のサンフランシスコを体感できるお店です。
店内の様子
平日の午前中、１０：００AM頃に行ったのですがクリエイティブな仕事をしてそうな人たちがいっぱい！！時間に縛られない彼、彼女達の雰囲気はとてもリラックス、同じ場所、同じ時間を共有してるだけで何かインスピレーションを受けます！
そして隣に居合わせた彼といろいろ話します。
彼の名はJOSH、たまたま隣に座っていろいろ写真を撮ってると｀コーヒーショップでもオープンするのか？！｀とジョーク混じりに話しかけてきてくれて｀このお店の雰囲気をブログで紹介したいんだよ｀と、話をしていくうちに｀じゃあ、メールでSFのオススメ情報送るよ｀と、ローカル目線の情報も頂きました。彼もクリエイティブな仕事をしてて３つの仕事（仕事、WORKとは言わずPROJECTと、なるほど、その都度色々変えるのだなと）をしててメインの仕事はインテリアデザイン。頂いたメールはLAを中心に２２店舗展開してるACTIVE RIDE SHOPというサーフ＆スケート系のショップバイヤーがSFにリサーチにくる際、アテンドの資料として作ったものでした。
JOSH曰く`Hangout here all day and you can see every style, people who has attitude, in SFと｀ゆっくりここにいてじっくり人を見てた方が今のSFスタイルが見えてくるよ`と。なるほど、それも一理あると共感し午前中の予定を変更、ここに居座る事に（笑）
颯爽とロードバイクで乗り付けコーヒーを飲む。
今、SFのイケテルお店の前は必ずと言っていいほど道のパーキングスペースがこんな感じでサイドウォークカフェのようになってます。自転車を止めるスペース、テーブル、まさに｀来店するお客さんが看板になる｀そんなイメージですね。
ジョギングスタイルのベビーカーに赤ちゃんを乗せて走るママたち、何ともたくましい！
そしてSquare レジ！SFに本社を構えるSquare Inc、Twitterの会長、ジャックドーシーが２００９年に起こしたSquare Inc。IphoneやIpadでのカード決済が可能、翌日か翌々日には指定口座に入金、手数料は一律３．２５％と画期的なシステム！！日本にも２０１３年５月に上陸、今後のカード決済のスタンダードになりそうな予感！確かに凄いんです！どこにいてもカード決済ができます。ただ、Iphoneだとレシートがe-mailでの送信になるので日本人的にはまだ何となく不安があるかもしれませんが、商売する側にとってはとても魅力的！手数料が３．２５％で翌日入金、ほぼ現金での取引と同じですからね。うちも２００４年にカード会社からもらったカードリーダー端末（いわゆるキャットってやつ）がしばらく使わなかったらいつのまにか使えなくなってて、カード会社に連絡したところ、その端末は回収処分、新しい端末が必要であれば購入（約７万円）してくれとの事、、２００４〜５年頃は景気が良かったせいか、端末が出た頃で無料で配布してたけど、色々制約が出来て、今は購入してもらってると、、そこで｀Square`の話を持ち出して｀端末￥１０００（アップルストアで購入すれば￥１０００のキャッシュバック、実質無料）で手数料３．２５％（現在、カード会社によって違いますがうちだと４．５％〜５％）ですよ、と伝えると｀セキュリティ上、スクエアは信用できない、イヤホンジャックを使用するので、、、｀じゃあ、｀何か問題でもあったのですか？？｀と聞くと｀今のところ問題はない｀との事。。。なんか、アレですよね〜〜 カード手数料で楽して儲ける中間企業がたくさんあるみたいで、日本には。。なのでJCBだけSquare未加入なんですよね。。。世界で使えるなんて言ってるくせに。。
そして噂のパンとコーヒー
これにはやられました！コーヒーはフォーバレル、酸味の利いたサードウェーブ、そしてパンはしっかり小麦の味がする、丁寧に作られた感のある、たっぷりのクリームチーズ、そこにソルト＆ペッパー！この塩胡椒、ただの塩胡椒ではないです！チーズとパンの旨味を引き出してます！コーヒーはもちろん、ワインやビールにもあう、そんな感じでした。
なんと、ビターチョコチップクッキーにもその塩が！いい具合にチョコの苦みと塩がマッチしてます。
お店の奥、パン作ってます！みんな、テキパキ動いて一生懸命！日本人的な感覚でいうと、こういう厨房はお客さんに見えないようにする（衛生的な部分も含め）のが一般的ですが、美味しいもの作ってる、リアルな現場は見たいのが心情、オープンキッチンのお店は店の誇りというか自信が溢れてて好きです。
そして彼が共同経営者のひとり、Josey Baker
名前も職業もBAKER｀パン職人｀ SFのパン好きを虜にしてます。はい、しっかりレシピ本出してます。この日も奥の酵母室でパン作ってました。見た目は野生爆弾の川島（くうちゃん）を彷彿させるワイルドなナイスガイ。本を読んでみると４年ほど前に独学でパン作りを学んだとか、現在も進化中だとか、考えるよりも行動が先に出来る、とてもエネルギッシュな方だと、機会があれば話してみたいです。
店内の壁には様々な雑貨、陶器が
地元サンフランシスコのアーティスト達の作品がメインです。こういうところに日本の民藝、沖縄や益子の陶器やメキシコの陶器など、世界中の物が並んだら素敵だな〜〜なんて、妄想してました（笑）
実際、手にとって見てる人、購入されてる人も多かったです。お気に入りのコーヒーやパンは気に入った器で食したい、そんな思いは世界共通ですね。