行ってきました!家族でキャンプ!場所は山梨県清里。標高1000M、八ヶ岳の麓に位置する清里、夏でも涼しく、日中でも30°ほど、朝晩は18〜20°ぐらい、非常に快適なキャンプでした。
実はテントを張るファミリーキャンプは初めて。 子供が小さい頃(オムツ履いてる頃)はキャビンやロッジに泊まり、トイレと風呂、水が近くにある安心感が必要でした。ようやく上の子がもうすぐ7歳、下の子が4歳になり`ある程度の危険`がわかるようになったので さぁ!本格的なキャンプ再開です!
まず、行き先をリサーチ。 東京都心部で暮らすなか、春、秋、冬は良いのですが夏。。。特に盛夏。。。7月下旬から8月中旬ぐらいまでの東京都心部は辛いです。。。コンクリートに覆われた街は。。。この時期は東京から脱出したい。。LAやSFなど、カリフォルニアが理想なのですがなかなか現実は厳しい。。2〜3泊、車で3時間ぐらいでいける、気になったのが山梨県清里。以前、長野県松本市に行った際、途中、八ヶ岳が綺麗で富士山も見えて、良いところだな〜〜と。思い立ったが吉日!8月上旬の週間天気が出た頃、宿を探し始めましたがハイシーズンなので安めの宿でも家族4人だと1泊3万円〜からで`う〜ン、、3泊だと10万か、、`と予算を考えつつ、なんとかなんないかな〜〜と、キャンプはどうか?とひらめき、キャンプ場をリサーチすると家族4人、オートキャンプだと1泊¥6000ほど、よっしゃ!とまず予約!お盆休み前で意外とすいてました。
さあ、キャンプ場は予約できたので用意を揃えます。まずはテント。
MSR HOLLER ! 久々にこいつの出番!と、思ったのですが、あくまでバックカントリー用。。。3PERSONでギュウギュウになんとか寝れる程度。。。快適ではないですね。よし!この機会にテントを新調するぞ!と二子玉川のSNOW PEAK へ向かいました。ネットで色々下調べしたのですが、バックカントリー(バックパックに一式つんで歩いて山に登りキャンプ)キャンプだと軽くてコンパクトな、最低限の道具、MSRが最適、ですがオートキャンプ(車でいくキャンプ)だと快適性を重視したいところ、アメリカ発コールマンも良いですが我が日本、新潟県三条市が誇るアウトドアブランド、スノーピーク。ここ数年のアウトドアブームで素晴らしい製品を作ってます。アメリカはオレゴン州、ポートランドにも現地法人があり、2013年にはポートランドに直営店ができました。
海外、特にアメリカのアウトドア市場でスノーピークといえば`チタン`製の食器が有名。バックパッカーマガジンでチタン製のお箸(竹とチタン、2分割式)が賞をとってから、REIやアウトドアショップで必ず見るようになりました。最近、LAやSFの感度の高い雑貨屋でもスノーピークの製品を扱っており、特に`焚火台`はデザインも優れててバックヤードで気軽にファイヤープレース(暖炉)というコンセプトで夏でも夜は肌寒いカリフォルニアスタイルに最適なのです。そして日本製の食器は評価が高く、ステンレスやチタン、本格的な(エベレストを目指すような)登山家達に絶大な信用があります。燕三条といえば金属加工で有名な街、包丁で有名なGLOBEや初代Ipod、背面鏡面仕上げもこの地で生まれました。ジョブスも感動した日本の技術、 そんな地で1958年から続くアウトドアメーカー、もう買う条件は全て揃いました(笑)
二子玉川のスノーピーク、広々としたお店で上の階は好日山荘、隣はY`s サイクル、ここで全てが揃いますね(笑) 平日の午後、家族で行き、実際テントを店内で設営させてもらい、手順を教わりました。設営するのは妻と自分、お互いわかってないと喧嘩の原因(笑)これって凄い大事な事ですよ。大型のテント、キャンプ場にいく前に設営する事はなかなか難しい、、実際やってみないとたたみ方もわからないし、MSRのような軽くてコンパクトなテントだと雨が降ってもなんとか設営やたたんだりできますがオートキャンプ用の大型テントは初めて設営する際、雨が降ってたりするとかなり大変。。。そんな不安を解消してくてたのがスノーピーク二子玉川店、流石は直営店だけあります。妻も私も購入前の不安が一気に解消され、気持ちよく購入したのが6人用オールインワンテント`ランドロック`色々ネットで下調べした結果、ランドロックとトルテュライトの二つに絞られました。たまたま、店内に設営されてたのがトルテュライト、実際家族で寝転がってみましたが、ちょっと窮屈、、、今は良いですが子供たちが大きくなったら絶対無理だなと。。こういうスケール感を味わえるのも実店舗、直営店の良さですね。ネットショップだとランドロックは売り切れ、ですがお店には幸い在庫が1個ありました。ネットショップと実店舗が連動してない、そういう姿勢が好きです。人気商品は店優先、お店に来てくれるお客様優先!っていう姿勢が大切だと思います。ネットで売れるから実店舗の在庫をまわしちゃえ!そういうのは嫌です。ネットはネット、店舗は店舗、それぞれのサービスと住み分けが必要だと思います。
自分は店舗優先っていう考え方です。あくまでネットショップはリカバリー的な、定番で常に在庫がある商品、やや古いシーズンの物、などを売るには最適なのがネットショップ、最新の物や商品説明が必要な物(ハンドクラフトで1点1点表情が異なる商品など)はお客様にちゃんと接客して納得して満足して買って頂きたい、そして自分もそういう買い方をしたいですね。
キャンプのスタイルも人それぞれ。キャンプ場でゆっくり、食事やBBQにこだわる人、いろんなスタイルがあると思います。自分はキャンプ&マウンテンバイク!テントの設営はできるだけ素早く簡単に、すぐに遊びにいきたいタイプなのでランドロックのようなオールインワンテントが向いてると思いました。テント+タープでゆったり、食事にもこだわって、時間の流れを楽しむ、そんなスタイルも好きですがまだまだ先ですね(笑)
で、結局テント買って、接客してくれたスタッフの方がとても良かったので買う予定のなかった(でもゆくゆく買うつもりだった)焚火台、バーベキュー用グリルなど色々買い込んでしまい、予算的に凄い投資(笑)1泊3万〜の宿に余裕で泊まれるようになってしまったのは後の祭りです(笑)
そして上の階、好日山荘で購入したBLACK DIAMOND LEDランタン
小さいのは持ってたのですが、メインのランタンを探してて、ほんとうは、気分的には、ガスランタンが良いのですが、子供たちの事を考えると安全性を重視してLEDに。このブラックダイアモンドのLEDシリーズは優れものですよ、調光機能がついてるし、LEDなので熱くならなくて、なおかつ明るい。小さいのは懐中電灯代わりになる。電池の寿命も長い。欲を言えば昼白色じゃなく電球色が良かったかな。でも、電球色を求めるならLEDじゃなくガスランタンにするべきなのかな。LEDとガスの両方使うのがベストなのかな。キャンプにいくなら照明にもこだわりたいな。。など、いろいろ考えてしまう、めんどくさい俺です(笑) しかし、このLUMENSという単位、知りませんでした。光の量、光量です。250あれば肉眼で14〜5M先まで見えるらしいです。
BLACK DIAMOND ブラックダイアモンド(以下BD)は大好きなアウトドアブランドでして、アメリカ、ユタ州、スキーのメッカ、ソルトレイクシティに本社があり、毎年2回行われる、世界中のアウトドア関係者が集まる見本市`アウトドアリテイラー`にアパレル関係の仕事で行ってた頃、必ずBD本社にあるショップに行ってました。Black Diamond、スキー場で最も危険なコース、そこから命名された社命&ブランド名、パタゴニアとも深い関わりがあり、BDのアパレルは特にハードコアなユーザーの物、という印象があり、大好きです。主にバックカントリー(テレマーク)スキー、ロッククライミングのギア&ハーネス、 などギア中心のブランドでどれも本格的な仕様で実際、自分には必要ない(やらないので。。)けど、イメージというか単純に格好良くて大好きです。そんなBDを扱う日本の代理店が`ロストアロー`社、他にもオスプレイのバッグなど、いろんな`コア`なブランドを日本市場に紹介されてます。凄く尊敬する会社です。あくまで聞いた話なのですが、ロストアロー社が扱ってる商品、例えばオスプレイのバッグなど、アパレルショップで扱いたくて取引申請した際`御社にはアウトドアスポーツ(例えばテレマークやロッククライミングなど)をされてる社員が何人いますか?`と、基本的にそういう社員がいる会社じゃなければうちがやってる商品の良さが伝わらないと、う〜〜ン、素晴らしい!こういう考え方、商売のやり方ができる会社、自社の商品に絶大な自信と愛着を持ってる、見習うべきスタンスですね。
最近、ここ4〜5年、インターネットショップの急速な普及によってか、アメリカと日本の価格差が少なくなってきた感がします。アメリカのメーカー、ブランドも日本市場を意識してる、ユーザーにも価格差がすぐにわかる、そんな背景から企業努力も進んでる感がしますね。もちろん、アメリカのブランドやメーカーはアメリカで買う方が若干安い(関税や送料の点で)のですが、アフターサービスやポイントカードなど、日本のお店で買う方が日本で使うなら得ですね。実際このランタン、日本定価税込み¥10800、REIのサイトだと$80、それに消費税が8〜9%つくので約$90、ほぼ¥10000ですね。気に入った店や会社と長くつきあう、そんなスタンスが理想です。