札幌で行くべきお店、3店

札幌で行くべきお店、3店、全てに共通してるのは、まずアイデンティティが究極、歴史がある、北海道という土地に根付いてる。そこにお店があるかぎり、通い続けたい、そんな気持ちにさせてくれる。

1店舗目は秀岳荘

山屋は大好き。アメリカに行くと必ずA16とREIはチェック、NYのテント&トレイルやコロラドのボルダーマウンテニアリング、バークレーのヤングズバックパッキングなど、18の時、初めてアメリカにいって、初めての買い物が、REIで買ったNIKE ACG リバデルチ、、アウトドアショップから多大なる影響を受けてます。

秀岳荘はここが本店。北海道大学の近くにあり、若いエネルギーが漂う。4階のクライミングウォール、熱気ムンムン。

これらのグッズにはやられました。。。素材感が最高。

違う店舗にあった、修理スペース、工業用ミシンや修理用の生地が並んでて、そこで作られてる?収納袋、色も良い、カーキとかオリーブとか、いろんなサイズもあり、使いやすそう。まとめ買いです。

旭川のお店もいってみたい。

 

2店舗目はテムズ

ここは全国にファンが多い、フライフィッシングの名店。 こういう専門有名店って、偉そうなウンチクオヤジがいて、敷居が高い、そんな店だと嫌だなぁ〜〜、なんてややネガティヴな気持ちで入店したのですが、、、全く違いました。とても気さくな女性店長、豊富な知識と的確なアドバイス、小学校ときの担任の先生にちょっと似てて、授業を受けてるような錯覚に、、気がついたら毛針をまとめ買いしてました。 フライフィッシングを始める際、道具はここで揃えたいです。

 

そして最後はSouth 2 West 8

自分の中で、ファッションとアウトドアの’ハイブリッドショップ’という新しいカテゴリーのお店。スタッフ全員がアングラー、そしてトレイルランニングの強者も。

1990年代、日本の有名なディストリビューター’ロストアロー’社が取引口座を開く際、卸先に聞く質問 ‘御社には、アウトドアを楽しんでるスタッフが何人いますか?’  昔、UA社の先輩に聞いた話がとても印象に残ってます。ビジネスとして、本質を突いてる質問だと思います。

そして、時代は流れ、ファッションとアウトドアの融合が進み、気軽な感じでアウトドア、キャンプやフェスなど、夏の楽しみとして、定着した感じがあり、とても良い傾向だと思うのですが、なんか、こう、もっと、突き詰めた感じが欲しいというか、コアな部分というか、それが前面に出すぎてる(アピールしすぎてる)と敬遠してしまうのですが、そういうのが見え隠れしてると、引き寄せられる、私にはそういう習性があるのです(笑)

アイデンティティがしっかりしてるお店って、まず商品が素晴らしい、一本筋が通ってる。そして人が素晴らしい、人間力に惹かれる。商品と人が良いと、そこのお店で買うという満足感が現れる。アイデンティティを前面にアピールしすぎず、しなさずぎずの絶妙なバランス感(基本、根が天邪鬼なので、あんまり熱心にアピールしすぎてるところって、飽きる、、) かっこよさが常に見え隠れしてる、そんなお店、ブランドってそんなにない。

誰でも3〜5年ぐらいは輝けます。しかし、10年、20年輝き続けるのは実力があってからこそ。うちもそうなりたい、いろんなことができる器用な人間ではないので、これだ!と思うことを突き詰めていきたい、時代の流れで変えるところは変えて、変わらないところはちゃんとあって。さぁ、今年の夏は何をしようかな。