Lower East Side 2019

いくらなんでも、これじゃ、カッツデリ、かわいそうだ。。

Lower East Side ロウアーイーストサイドのシンボル、カッツデリカテッセン。90年代、よく通った。湾岸戦争や中東に赴任してる兵士にサラミを送ろう!というキャッチフレーズが店内にあり、アメリカの歴史を感じる、歴代大統領も訪れる、入り口でチケットをもらい、それをカウンターに出して、料理を注文、最後出るときにそのチケットで何を食べたか、いくら払うか、そのシステムも好きだった。今回は行かなかったが、いくらなんでも、この姿はかわいそうだ。。。

ニューヨーク、マンハッタンの片隅、いかにも`下町`っていう雰囲気が好きだった。90年代後半ぐらいから、イーストビレッジやソーホー、ノリータなど、家賃高騰でこの辺に店を構える若きクリエイター、有名どころではA Life(スニーカーやストリートファッション)やストロンガム(ビンテージウェア)セブン(デザイナーのセレクトショップ)など、とてもNYらしい、ダウンタウンのヒリヒリした感じがすごく好きだった。また、ビジネスチャンスもすごく転がってた。

アルファベットシティ、Ave A,B,Cあたりまで行くと、プエルトリカンやメキシカンなど、中南米系の移民が多く、治安もあまりよくないが、なんか街に流れてる音楽など、とてもNYらしさを感じた。当時、たまたまUAの仕事で知り合った、チャックローストジーンズの細貝さんがStanton Stに店を出し、デニムのパッチワークカーテンが印象的だった。そして、細貝さんのアテンドでローワーイーストサイドを案内してもらった際、メキシカンレストラン`エルソンブレロ`のファヒータとフローズンマルガリータがめちゃくちゃ美味しかった。(少し調べて見たら、おそらくエルソンブレロは一旦クローズし、同名で再開してるみたい、オーナーが変わったのか、今も凄い人気みたい、次行ったら食べてみよう)

レストランはいい店ありますね。美味しかった。ここは昔なかったな。

本店。買っちゃうよね〜

なんか、70年代のアメ車が似合う。

夜遅い時間でも、家族連れで歩ける。。。NYも変わったな。そして、チャイニーズの長距離バス、漢字のセンスを感じる。

KING OF STREET BRAND. こっちに移転。バワリーといえばホームレスの簡易宿泊所のイメージしかない。だいたい、この辺からローワーイーストにかけて、ホームレスが多かった。今どこに行ったんだろうか?それぐらい街の治安が良くなってる。そして物価も高くなった。

まだあった!20代の頃、1990年代、足繁く通ったNYの定宿。ウィークリーレートがあり、確か1993年で1週間$300。もちろん、シェアバスルーム。小さな個室にベッドがポツンとあるだけ。それだけで十分だった。泊まってる時はなんとも思わなかったし、若かったし、知らなかったのが幸い(笑)、ドラッグクイーンの定宿だったらしい。確かに、朝出かけようとすると、クラブ活動してきたドラッグクイーンが帰ってきて、挨拶を交わしてた。派手なマツコデラックスみたいな人がたくさんいた。彼女たちは基本夜いないので、夜は静かだったな。マドンナのビデオクリップにも登場したらしく、Hotel Seventeenという写真集も出たし、いろんな有名なドラッグクイーンが泊まってたらしい。あの時はただ寝るだけ、毎回2週間ぐらいは滞在してたので、居心地がよく安いホテル、別に危ない目にも会わなかったし、今となってはいい思い出しかない。流石に家族連れでは無理だな。そして自分の90年代のクラブ活動といえば`Body & Soul `一辺倒!特にフランソワのDJが大好きだった!時間帯も面白く、4:00PMぐらいからオープンし、夜中12時まで、最高に盛り上がるのが8〜9時、そしてそこから食事に行く、そんなコース。WAVEやBODY & SOULのグッズもたくさん仕入れて売ってたな。

DLサニー、ここもまだあった!確か、6th Stにあって、ビールで有名なマクソリーズの並びにあって、50`sぽいギャバジンシャツやプリントシャツが、カリフォルニアのものではない、NYらしいテイストでとても好きだった。時間の都合で、まだ開いてなかったが、中を覗き込んだ感じ、テイストは変わってなかった!

NYはパラゴンに始まりパラゴンに終わる(笑)またきてしまった。。。