みずさん、みゆきさんと行ったメキシコ、メキシコシティ編 建築めぐり

広大な国土、温暖かつ乾燥した気候、ダイナミックなモダニズム建築が多いメキシコ

その中でもとりわけ重要なのが`ルイスバラガン`

実に素晴らしい

入り口、外装はいたってシンプル、というか、ここが??って感じの素っ気なさ。

が、中はすごい。。

光りと影が計算されて、照明がほとんどない、明るい時間と暗い時間、太陽の国らしい、自然光をうまく取り入れた。

厳格なカトリック教徒であるバラガン、至る所に十字架のモチーフ

つい、2週間前、日本から隈研吾がきてたらしい。安藤忠雄も大きな影響を受けた、ルイスバラガン。

これは実際見ないと、わからない。

有名な階段でポーズを決めるみずさん。バラガンのポートレートと同じ場所。

光り、色、影、全てが計算されてる。。。温暖で乾燥、雨が少ない、バウハウスから始まり、1950年代のカリフォルニアで開花したモダニズム建築、個人的に思うのは、戦後、好景気に沸くアメリカ、カリフォルニアに世界中からたくさんの人が集まり、いろんなカルチャーが生まれた。その中で、とりわけ、建築に関しては、モダニズムをベースに、中と外の境界線を曖昧にした、開放感のあるスタイルが好まれた。それがメキシコではさらにダイナミックに、プライベートとパブリックの境目は素っ気なく、中に入るとランドスケープがあり、中庭があり、実に魅力的な空間が広がる。空調とか、冷暖房とか、一切気にしてないのがいい。

バラガンが手がけたヒラルディ邸も素晴らしい。光りの差し込み方が、センス抜群。

これは、写真で見るより、実際行ったほうがいいです。。色彩にやられる。。

オアハカ のプリミティブな生活様式も素敵だが、こんなダイナミックなモダニズムもいい、この大胆さはメキシコならでは。