Pandemic Travel & Quarantine 後編

やっぱ会って話すとイノベーションが生まれますね。

定期的にミーティング、A16ジョンさんとジョーダン。A16を作り上げた人とこれからA16を作っていく人。

前編はこちら

アメリカのいいところの一つ、おおらかなところ。コロナ禍でも楽しいことを見つけ、自らの力で自分たち、家族の生活は守るという、個人主義のよさ、自由と義務のバランス、本来のあり方が感じれました。良くも悪くも、日本はお上に頼りすぎというか、従いすぎな気もしますね。

色々楽しみなプロジェクトが進行してます。ただ、ご時世的に、ペースはゆっくりです。シーズン毎に新しくなる!みたいな感じではなく、長く売れるものを作っていこう、カリフォルニア バックパックカルチャーをプロダクトに落とし込む、ワクワクする仕事です。在庫を持ちつつ、コツコツ売る、商売の基本です。

A16の方向性、ミーティングのたびに確認、カルチャーよりなものづくり。

歴史があるので、時代背景を色々聞き出すのが楽しい。インタビュー的に物作りできる。

ジョーダンのオフィスからすぐ、パタゴニアサーフショップ Cardiff by the Sea

店の前が最高のサーフスポット。サンディエゴカウンティ、ビーチシティは独特のカルチャーがあります。サーフ、フィッシュ、アウトドア、キャンプ、これからのヒントがたくさん。

そんなこんなで、濃いミーティングを終えて、さあ帰国。。。いつもなら、一仕事終え、ほっとするタイミングなんですが、今回は違う。。。強制隔離が待ってます。。3 days Quarantine…

11月25日前後、コロナ変異種、オミクロン株が発見され、サンフランシスコでアメリカ国内で初めて発見、12月3日にニューヨーク、カリフォルニア州からの入国が、それぞれ6日間、3日間の強制隔離になる。。 出発前にわかってたので覚悟はできてたが、いざ連れて行かれると、自由がない。。

羽田空港に到着、いつものようにPCR検査を受け、そのままバスに乗せられついたところが埼玉県、、大学の寮。。

どこかのビジネスホテルを予想してたので、まさか大学の寮とは、、でもワンルームマンションぐらいの広さがあり、清潔で、日当たりもよく、静かで快適。ただ、食事が、、、

冷たくて茶色いのばかり、、あったかいもの食べたい。。

ほんと、一歩も外に出れないんです。。

酒、タバコ、以外は家族からの差し入れOK、電子レンジはないが、湯沸ポットがあるのでカップラーメンやコーヒー、お菓子など送ってもらう。あと、暇なんで読書。

WiFiは繋がるので、仕事はなんとかなる。ネットフリックスやユーチューブ、パソコンがあるので見放題なんだけど、意外とすぐ飽きてしまった。。やっぱ自由がないのは辛い。。

1日目は出張の疲れや時差ボケがあるので、逆にゆっくり休めてよかった。

2日目の午後ぐらいから、精神に異常をきたすのではないか? 廊下を覗いたり、ベランダから外を眺めたり、部屋の中をウロウロしたり、じっとしてるのが辛くなってきた。

3日目、もう完全にダメ、、早く帰りたい、、時間が経つのが遅い、、本を読むが、釣りの本ばかり読んでると、外に行きたくなってタマラン、、でも出ると捕まる、、刑務所に入ったことないけど、刑務所にいるのと同じだわ。

そして4日目の朝、PCR検査を受け、午後3時ごろ、お迎えのバスでまた羽田空港に戻り、解散。

まだ自分は3日間で済んだが、このあと、カリフォルニア州からの帰国者は6日間になった、、もう完璧気が狂いますね。果たしてこの政策は正しいのかどうか?正直わかりません、、ただ一つ言えるのは、あったかい食事がほしい、お弁当は温めてほしかったです。。