オアハカラグベストのタグが新しくなりました。
HILOS de Tradicion イロ デ トラディション
スペイン語読み、Hは発音しないのでHILO=イロ Thread 糸。HILOS、Threads 複数形、たくさんの糸。
直訳すれば`伝統的な糸`トラディショナルに拘りながら、新しい物作りをする姿勢、クラシックなかっこよさに惹かれます。
スペイン語読みはイロ、意味は糸、実際は`色`と聞こえます、いい響きです。
FAUSTINO y LUDIVINA ファウスティーノとルディビナ
この二人が2008年からうちのラグベストを作り続けてくれてます。
ルディビナはバスケスさんの長女、おそらく自分と同じ歳。初めてバスケスさんの公房`BUG IN THE RUG`に訪れたのが2002年、それから通い続け、いろんなラグを見続けていくうちにわかってきたのが、自分のセンスに合う織り手を見つける事が最も重要。
ほぼ全ての工房を訪れ、いろんなラグを見て、買い付けてきました。やっぱ最高峰、歴史もあり、バスケスさんの織るラグは素晴らしい、が高価だしアートピースなのでラグベスト、量産するには不向き、バスケスさんの子供達、7人の中で最もセンス、色合い、デザインが素晴らしいのがルディビナとファウスティーノ。 他のファミリーもみんないい物作ってるのですが、色使いやデザインが白人向けというか、メキシコ人らしさというか、派手なんです。。が、ルディビナの色使い、ファウスティーノのトラディショナルなデザインの追求、など職人気質、クラフトマンシップを感じ、はや14年のお付き合い。
本家であるBUG IN THE RUGでラグを販売してたのがバスケスさんとそのファミリー、ルディビナとファウスティーノもそのメンバー。
バスケスさん本人、結構なご高齢、もう目があまり見えないらしく、ラグもほとんど織られてない。
ここ数年、バスケスさんの子供達はそれぞれ本家とは別の場所に工房を構え、独自のスタンスで物作りをスタートしてる。
2022年、コロナ禍を経て、二人はは独立、再スタートという意味で、ラグベストのネームも新しくしました。世代交代です。
カラコル同様、このTLALOC、稲妻の神を表す、とても力強いデザイン。バランス感覚が重要、非常に難易度の高いデザインだが、ファウスティーノが得意とするデザイン、ポケットの柄合わせなど完璧です。
色合いもうちとの付き合いが長いので、インディゴやブラック、オリーブやブラウンなど、ベーシックな色合いが得意、色出しはルディビナの仕事、彼女の色彩感覚はバスケスさん譲り、ニュアンスで伝えるだけで、最高な色を出してくれます。
あー早くオアハカ行きたいな。フォークアートの聖地に行きたい。