Pandemic から Endemic へ

2022年5月下旬、LAにいきました。

コロナ禍出張もこれで6回目。PCR検査やワクチンなど、やるべき事はやってきました。書類など、慣れたもんです。なんか、当たり前の様になってきてますが、たかがアメリカ行くのにこんなにもいろんな事をしないといけないのは、異常だと思います。

初パンデミック出張

初パンデミック出張 帰国編

2020年8月、初のコロナ禍出張、今思えば、よく行ったなと。このタイミングで色々商談できたからこそ、今のうちのスタイルがあるといえます。もし、この時行ってなかったら、つぶれてたかも。。

オミクロン株出現直後 出張

オミクロン株出現直後 出張、そして強制隔離

だんだん、規制が厳しくなり、PCR検査が前日に必要とか、ワクチン接種証明書がいるとか、毎日のように変わる規制の中、キツかったのが去年末オミクロン、、Quarantine,,, 強制隔離。。これはもう勘弁してほしいです。。

2022年、アメリカはどんどん変化しながら、コロナ禍で失った物を取り戻そう!前に進もう!みたいな感じで動き出してます。取引先とオンラインミーティングしてても、そんな空気感をひしひし感じますね。信用を得るためにも、会ってミーティングするのが一番いい。

LAに3枚、東京に2枚。 12枚作られたうち、5枚保存してます。カリフォルニア バックパックカルチャーを語る上で外せない。

アンティークショップも時間が許す限り、のぞきます。このショーケース、値段も安く、よかったけど、これ以上置くとこないし、エッチングの文字がイマイチでした。

Mr Trail Boss こと、A16 ジョンさん。ミーティングを重ねるごとに、どんどん引き込まれていく。心地いい。

定点観測店。見続けることでわかる事もある。

しかし、、異常な値段だ。。。ガロン7ドル。。こりゃ全ての物価が上がるわけだ。それに円安、だが商品のクオリティを下げるわけにはいかない、根本的な物流の見直しが必要だ。長年の経験を生かす時だ。

サンタモニカ、残念ながら空き店舗が目立つ。

なんと、パタゴニアが移転?3rd stプロムナード表通りへ?

元A16スタッフ、グレッグさん。色々話せてよかった。4thStの店舗、リース再契約の際、家賃がかなり上がったそうで、それなら空き店舗の多い、もともとすごい高い家賃だった3rd ストリートプロムナードおそらく旧アバクロかな?の店舗に移転。場所的にはアップグレードなんだけど、パタゴニア的には望まないお客も多く、土日は酷いことになってるらしい。。1年契約なので、サンタモニカ近辺でパーキングスペースもある場所を探してるらしい。

よかった、ビジネスに走りすぎてなくて。変なコラボ商品とかあったらどうしよう、って余計な心配してしまった。

コロナ禍で人々は自然や環境の大切さを再認識した、パタゴニアの企業価値も上がってる。もちろん、イヴォンいわく、環境保護とは`買わないこと` だが、人間として、生活していく上で、利益は必要。物を作り販売してる以上、どこかしらに負担はかかる。その負担を最小限に抑える努力は必要。

今の世の中、逆にサスティナブルとかSDGsとか、声を上げて大袈裟に言ってる企業ほど、信用できない。当たり前のことなんですよ、黙ってやればいい。

ですね。水温が上がると遡上できなくなる。

なるほど、そういうことですか。生産管理から物流、そしてリペアまで、全て自社で行う。そうすることで最小限のインパクトで抑えられる。何でもかんでも丸投げする、どこかの国の市長さん、USBメモリ見つかってよかったですね。

前から気になってたこちらにも。ファッションの最先端をいく、やっぱちゃんとバックグランドがあるファッションが面白い。

クラフトを上手くファッションに落とし込んでる。いい感じなんですが、ちょっと価格がね、私の様な庶民には手が出ません。手が出ないから自分で作るしかない、変なところで原動力を感じてしまう(笑)

しまった!ランチはここにすべきだった。。唯一無二のチリドック。

高価なビンテージもいいですが、やっぱこんな古着屋が好きですね、物量で勝負。ある意味、ずーっとサスティナブル。

いや〜〜すごい物量。アメリカは在庫に税金かからないから、こんな商売ができるんです。棚卸しなんて無縁な世界、大量生産大量消費、そりゃデッドストックがザクザク出てくるわけだ。

2022年6月から、日本も規制が緩くなり、アメリカも12日から入国、飛行機に乗る前のPCR検査も撤廃された。ただ、エンデミックというのは、あくまで風土病、なくなったわけではないので、必要最低限の注意は必要ですね。今後、世界がどうなっていくのか、楽しみです。人々の考え方、物の買い方もだいぶ変わっていくでしょう。

うちは、今やってる事をしっかり続けること、引き続きよろしくお願いします。