オアハカラグ サポテックラグ サポテコラグ メキシカンラグ、、、全て同じです。呼び方が違うだけです。ただ、メキシカンラグに関しては薄手の`サラッペ`も総称としてそう呼ばれてしまうのでやや意味合いに違いがあります。
サポテコ、サポテック ( ZAPOTECO, ZAPOTEC) とはオアハカ、ティオティトラン村を中心とした地域に暮らす民族の名前で彼等独自の言葉、サポテコ語を話す人たちとそのルーツを持つ人たちの事です。スペイン人がメキシコを占領した際、カトリック教で統治し、言語としてスペイン語を持ち込みました。しかし、サポテコ族の人たちは自らの言葉を忘れる事なく、スペイン語とサポテコ語を両方使います。実際商談時、たまにサポテコ語を使われて全くわかりません。。。(笑)
そんな彼等が織るラグ、サポテックラグとも言いますが、実際、現在織られてるラグのモチーフはサポテコ族の物、マヤやアステカ族の物などオアハカを中心としたエリアの民族たちのモチーフが彼等の手によってラグに織り込まれてます。独自に進化してるデザインもあり、楽しませてくれます。そんな意味合いも込めて、`オアハカラグ`と呼んでます。サポテックの人たちが織る、自分たちと同じルーツを持つ他の民族たちにリスペクトの気持ちを込めて、スペイン人がやってくる以前、Pre-Columbianと呼ばれる高度な文明を持つ民族たち、オアハカという土地に暮らす彼等、やや広い意味合いになりますが他の民族からモチーフを取り入れ、デザインとして進化させる、`オアハカラグ`と呼びたいですね。