HANG OVER, RUG OVER ラグオーバーノススメ

HANG OVER, RUG OVER

ラグベスト の着方として、この時期オススメはやっぱり`重ね着`ラグオーバースタイル

世の中、いろんな種類のベストがありますが、ラグベスト だと肉厚感もそこまでなく、フラットな平織りで、脇に継ぎ目がない、1枚で着てもいいし、オーバーベストとしても活躍します。

ハードなミリタリー要素を中和するために、フォークロアテイストをプラス。刺繍の色とベストの色をさりげなく合わせたり、1940〜50年代のシャツに、たまに見られる超ロングポイント襟をあえてベストで強調する着方も面白い。

デザインが豊富にあるオアハカ ラグベスト 、インナーで控えめに、ちらっと合わせるのもよし、アウターの上に重ねて主張するのもよし、春先はロンTやバスクシャツに合わせるのもオススメ。真夏以外、3シーズン活躍。

ラグベスト って、いつぐらいからあるのか? 過去にリサーチしたブログがこちら

1枚のラグを横に使うのがポンチョ、縦に使うのがラグベスト 。なので、脇に継ぎ目がなく、デザインが続く。ラグオーバーとして着るには最適なのです。腕を上げた時、縫い目でデザインが途切れてしまうのはもったいない。。

パターンを使った裁断ではなく、平面的なデザインなので、ややAラインなシルエットも、計算されすぎてない、素朴な雰囲気、完璧すぎない。

オアハカ ポップアップイベント、10月15日から31日まで開催中、ジャーナルスタンダード 京都店にて、豊富に取り揃えてます。

そして、ここで思いついたのがこのフレーズ HANG OVER, RUG OVER

HANG OVER,, 二日酔い、、残り物、、など、今あるアウターにプラスアルファすることで、新しい見え方にもなる。そんな便利なアイテム。

イベント前日、京都入りし、閉店後の設営。その後、すんごい久々に居酒屋で決起集会(笑)翌日、店頭で接客があるにも関わらず、二日酔い一歩手前、、でもとても楽しかった!なんか、若い頃を思い出した。今は働き方改革とか言われてて、残業=悪だけど、洋服屋に限っては、営業時間もあるし、設営はどうしても深夜に及ぶ。。 お店のスタッフさん、みなさんいい人で、一生懸命、好きで仕事してる感がとても伝わる。洋服屋に限っては、みんな、趣味の延長というか、`好きが仕事`になってるから、なかなかワークとライフのバランス、線引きが難しい。。なので、少しでも、商品を通じてみんなを盛り上げるのがうちの仕事。

これぞ究極のラグオーバースタイル!!テキスタイルとして、超貴重!腰織でおられた、およそ30cmほどの細いラグを5枚繋ぎ合わせ、1枚の大きなラグに。ラグというより、ストール、シャツぐらいの生地感。1920年代ぐらいはまだ太い糸を織る技術、紡ぐ技術がなく、細いウールの糸をじっくり時間をかけて織ってた。計算したわけでもないのに、ストライプのピッチ幅がほぼ同じ、なので横につなげても綺麗になる。色の順番も間違いない、微妙なトーンの違いはあるが、それがまたいい雰囲気。中央に太いストライプを持ってきてるので、おそらく、ポンチョや着用することを前提に作られたのであろう。また色合いも素晴らしい!細かいドットのデザイン、絶妙なグラデーション感!ネイティブ・アメリカンジュエリーのシルバーコンチョやピンで首元を止めて、まさに1枚の布を纏う、ラグオーバースタイルの究極形です。

ただし、ラグのもつ存在感、ビンテージ感、色合いなど、そして個人のもつ髪型や今までスタイルを築き上げてきた余裕がないとできないスタイル。素人が手を出すと、ホー○レス感強くなる、、これはプロが成せる技。完璧`ハーロックスタイル`です!恐れ入ります。。。

ラグの色と合わせてもよし、コントラストつけてもよし。ラグオーバースタイル、いかがでしょうか?

やっすい古着のCPO、ミリタリーのCPO、アウトドア物のCPOとの相性は抜群です。`残り物`HANG OVERにRUG OVER、ミリタリーやアウトドアにフォークロアを。